医学講座

病院の経営2025

 今日は2025年11月10日(月)です。
 朝は晴れていましたが、
 雨の予報なので自転車をあきらめました。
 駐輪場は11月30日(日)までです。
 あと何日乗れるのかなぁ~です。
 転倒すると大変なので慎重に歩いています。
      ■         ■
 昨日の院長日記、
 市立札幌病院2年連続赤字の続きです。
 下の図は北海道新聞の記事から引用したものです。
 2020年と2021年は病床利用率が低下しているのに、
 市立札幌病院は黒字になっています。
 理由は莫大な国からの補助金があったからです。
 2022年は補助金が減ったので黒字が減っています。
      ■         ■
 2023年になってコロナ補助金が大幅に減り、
 今はコロナ補助金というのが死語になりました。
 日本で一番最初にコロナ患者を受け入れたのが市立札幌病院です。
 積極的にコロナ患者さんを受け入れてくれました。
 とても頼りになる病院です。
 国は医療費削減ばかり考えているように感じます。
 病気になった時にいい病院がないと大変です。
 医療を斜陽産業にしないために、
 医療機関を大切にする政策をお願いしたいです。

(北海道新聞より引用)

“病院の経営2025”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    斜陽産業、先生のコメントで
    昨日、初めて知り
    検索してみました。
    お教え下さりありがとうございます。

    コロナ補助金が無くなり
    市立病院も切実ですね。

    ブラックアウトの時に
    対応できた病院。
    救って欲しいです。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。市立札幌病院は北海道胆振東部地震で北海道全体が停電になった時も非常用電源で診療ができました。他院でできなかった透析治療を引き受けてくれた病院です。地震の災害対策本部も札幌市役所本庁より早く立ち上げました。コロナの時にも患者さんを引き受けてくれた病院です。赤字は国の政策が大きく影響しています。いい病院を救うために国に考えていただきたいです。病気になった時に困るのは国民です。

  2. えりー より:

    市立札幌病院には、
    子供時代からお世話に
    なりました。
    友人の弟は長く入院して
    院内学級にも通い、
    病気も完治して、
    今は元気に働いています。

    ここぞ!という時に活躍して
    くださる病院が、
    なくなると困ると思いました。

    存続できる政策をお願いしたい
    です。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私は市立札幌病院で生まれ、市立札幌病院で働きました。コロナ禍で困った時だけ補助金を出して、コロナ禍が終わったらはしごを外すような政策はダメだと思います。国民に必要ないい医療を提供できるような政策をお願いします。病院経営は難しいです。

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