医学講座
札幌_円山公園_ヒグマで全面閉鎖
今日は2025年11月12日(水)です。
朝は昨日の雪が道路に残っていて、
シャーベット状になっていました。
今日も自転車通勤は無理でした。
11月中旬なのに、、、
12月みたいです。
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今日の北海道新聞の記事です。
ヒグマ「エサ不足で行動範囲拡大」札幌・円山公園初の全面閉鎖 12月まで出没か
札幌市は11日、同市中央区の円山公園内や周辺の住宅街で相次ぐヒグマの出没を受け、同公園を全面閉鎖した。全面閉鎖は1909年(明治42年)の開園以来、初めて。公園内や周辺で確認されたクマの足跡は大きさが一致しており、同一個体の可能性がある。クマの行動が活発化する冬眠前の時期にエサ不足に陥り、人の生活圏に出没しているとみられ、専門家らは冬眠が始まる12月に入るまで全道的に出没が続くと懸念する。
「閉鎖が長引けば営業時間の短縮なども考える必要がある。今後の見通しがつかず、早く対策を進めてほしい」。円山公園から100メートルの場所で洋食店を営む吉田綾一さん(52)の店では、予約のキャンセルが相次ぎ、対応に追われる。
市にはクマが出没した公園の閉鎖期間を2週間とするルールがあり、今回も同期間の閉鎖を想定するが、クマの動向で変わる可能性がある。同公園は円山動物園や野球場があり、周辺は人口が密集する住宅地でもある。
同公園周辺では11日午前、中央区円山西町10のマンション前の路上で、住人の男性が足跡を見つけた。10日早朝には、公園に隣接する北海道神宮の駐車場付近で1頭が目撃された。付近にあった足跡はいずれも約10センチで、市は一連のクマを同一個体とみる。市はこれまでに円山動物園内に箱わなを設置したが、駆除はできていない。
円山公園付近の山林はクマの生息地になっている。市は住宅街や観光地の安全を確保するため、円山公園と付近を「ヒグマ対策重点エリア」に指定し、昨年からはクマの生息密度を下げる目的で、箱わなでの積極的な駆除を始めたが、対象エリアでは1頭も駆除できていない。
市の担当者は駆除が進まない理由について、公園周辺の山林が国の天然記念物の原始林で「箱わなを設置すると樹木が傷つく恐れがあり、国から設置許可を得るのに時間が掛かるため対応が難しい」と説明する。
円山動物園では複数のクマの足跡が確認され、閉園が続く。園の周囲にはシカやキツネの侵入を防ぐため、高さ3メートルの鉄製の柵を設置しているが、クマは想定しておらず、乗り越えられたとみられる。北海道立総合研究機構の釣賀一二三シニアアドバイザーは「野生のクマが動物園に侵入する事例は聞いたことがない」と説明。「木登りが得意なクマの侵入は柵だけでは防げない」とし、電気柵を使った対策の強化が有効と話す。
今回の出没について、複数の専門家は「例年でも活発な冬眠前の時期に、山中のドングリやコクワが凶作になり、エサを求めて行動範囲を広げている」とし、人身事故のリスクが高まっていると懸念する。
全道各地でクマが大量出没する中、酪農学園大の佐藤喜和教授(野生動物管理学)は、通常であればクマが冬眠を始める12月まで、他地域でも同様の警戒が必要とした上で、「そもそも冬眠時期は個体差が大きく、12月末まで冬眠しない事例もある」と指摘。出没状況を確認した上で遭遇のリスクがある場合、早朝や夜間の外出を控えるよう呼びかけている。(樋口史典 、高橋沙希 、高松大器)



札幌・円山公園_クマ出没で初の全面閉鎖「何頭いるのか」住民不安
札幌市中央区の円山公園やその付近でヒグマの出没が相次いでいることを受け、同公園が初めてクマの出没により全面閉鎖された11日、近隣の住民には不安が広がった。
自宅が円山公園から約100メートルで、公園をよく散策するという中央区のピアノ講師岡本恵里さん(62)は「公園から近いので非常に怖い。閉鎖は残念だが、早く安全になってほしい」と話した。
公園を歩いて通勤するという中央区の靴修理業、秋浜隆佳さん(52)は「迂回(うかい)して通わなければならず不便。クマが何頭いるのか分からず恐ろしい」と強調した。
市は現地調査し、安全を確認後、公園の利用を再開するとしている。
円山動物園では9日、園内でクマの足跡が確認されたため、同日正午から臨時休園に。10日には園内で足跡が複数見つかったほか、同園から約400メートル離れた北海道神宮近くの道路で、男性がクマを目撃したとして通報するなど、目撃情報も相次いでいた。(高松大器)

(以上、北海道新聞より引用)
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札幌市中央区の円山公園周辺は、
高級住宅地です。
米国領事館もあります。
昔は札幌市長公宅もありました。
こんなにクマが出て、
1909年(明治42年)の開園以来はじめて全面閉鎖です。
子供やお年寄りも多い地域です。
一日も早くクマを駆除してほしいです。







