院長の休日
国の政策と事故原因
JR北海道の脱線事故
…について、
国の政策で国鉄がJRになったことを書きました。
政策によって…
事故が起こりやすい素因ができます。
同じことが…
医療や航空業界にも言えます。
■ ■
医療にも…
鉄道にも…
航空機にも…
事故はつきものです。
安全と思われている鉄道で、
かつては大事故で多くの人が亡くなりました。
中国の鉄道事故も記憶にあります。
■ ■
先人は、
二度と事故を起こさない
二度と死者を出さない
…という決意のもとに、
さまざまな改革や工夫を重ねてきました。
現在の自動列車停止装置ATS:Automatic Train Stop
…悲惨な事故から改良を重ねてきました。
■ ■
JR北海道は…
私たちより少し下の世代がとても少ないです。
経営合理化のため、
若い人の採用を控えたからです。
亡くなった義父がよく言ってました。
JR西日本本社でいろいろ聞かれるんや
小学校を卒業してからずっと線路一筋のおっさんは、
おそらく何でも知っていたのだと思います。
■ ■
国土交通省は検査員の数を増やして、
JR北海道を調査しているようです。
旧国鉄には、
鉄道学校という教育システムがありました。
義父も東京の鉄道学校で学んだそうです。
鉄道学校でのつながりが、
JR西日本とJR北海道にありました。
知床半島を旅行していた時に、
『片寄さん!(かたよせ:家内の旧姓です)』
…と声をかけられ嬉しそうに話していました。
国鉄合理化で技術や知識の伝承がうまくできなかったのが、
一連の事故原因のように思います。
“国の政策と事故原因”へのコメント
コメントをどうぞ
列車は一番安全な乗り物と思っていましたが、山形でも吹雪の中脱線事故が起きました。先生のおっしゃるように伝承、、、やはり大事な事だと思いました。
海外でも電車は大きな事故が起きてますね。
本当に一番安全だと思われたのに・・・
今後、改善されることを望みます。
日記、やっと拝読できましたよおー♪
よかった!!