医学講座

リフラップ軟膏

 毎年冬になると…
 風邪薬の宣伝が流れます。
 塩化リゾチームという成分が入った…
 風邪薬があります。
 卵白アレルギーの方には使えませんが…
 この塩化リゾチーム、
 よく効くお薬です。
 耳鼻科の先生もよく処方されます。
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 私が北大形成外科で研修医をしていた頃…
 この塩化リゾチームを軟膏にした薬の、
 臨床試験をしていました。
 当時は…
 KH101(けいえっちいちまるいち)という名前でした。
 この白い軟膏が、
 傷によく効きました。
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 卵白アレルギーの方には使えませんが、
 傷の治りが悪く、
 じくじくした部位につけると…
 よく治りました。
 当時は…
 手術後の治りが悪い傷や、
 やけどで治りが遅い部位に使いました。
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 この軟膏を塗ると…
 ガーゼに黄色い膿のような汁がつきます。
 一見、悪くなった?と誤解することがあります。
 臨床試験は、
 私の恩師である、
 大浦武彦先生と
 吉田哲憲先生が担当でした。
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 傷を治す軟膏は、
 形成外科が専門です。
 いろいろな軟膏を使い分けて…
 できるだけ早く治るようにします。
 卵アレルギーがあると使えませんが、
 リフラップ軟膏は30年経っても良い薬です。
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 傷の状態によっては、
 リフラップ軟膏以外の薬を使うこともあります。
 ご自分で判断せずに、
 専門の形成外科医に診ていただき、
 適切な軟膏を選んで使うことです。
 数種類をいっしょに使うこともあります。
 国家試験には出ませんが、
 臨床の現場では役に立ちます。


リフラップ軟膏
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