医学講座

皮膚縫合

 昨日の院長日記、
 真皮縫合に…
 さくらんぼさんからコメントをいただきました。
 真皮縫合でテープで貼る事はないのでしょうか?
 脊髄脊椎の手術を3回しましたが
 髄膜はどうやって縫ったのでしょうか?
 脊髄腫瘍は抜糸がありましたが
 頚椎も昨年の変性測わん症もテープでした。
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 真皮縫合に対して…
 皮膚表面の縫合は…
 表皮縫合とはいいません。
 皮膚縫合がふつうです。
 私たちは…
 『上は○○で縫う…』というような言い方をします。
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 皮膚表面の表皮を縫う時は…
 糸は真皮までかかるためなのか?
 昔は真皮縫合なんてしないで…
 皮膚を縫合したので…
 皮膚縫合(ひふほうごう)というのか…
 その辺の理由はよくわかりません。
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 荷物の紐(ひも)を結ぶ時…
 ほどけないように結ぶには…
 何度もきつくガッチリ結びます。
 初心者の先生が間違いやすいのは…
 皮膚も何度も…
 細かく…
 ガッチリ縫うと…
 ほどけないという誤りです
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 皮膚表面を…
 細かく…
 きつく…
 がっちり…
 縫合すると治りません。
 キズあとがばっちり残ります。
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 理由は…
 皮膚は紐で結ぶのとは違って…
 自分の組織同士がくっつかなければ…
 治らないからです。
 細かくきつく縫うと…
 皮膚血流が障害されます
 循環障害になって…
 組織がくっつかないのです。
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 さくらんぼさんのように…
 整形外科や外科の先生も…
 最近は真皮縫合を上手にしてくれるようになりました。
 真皮縫合でしっかりくっつけてあるので…
 皮膚表面はテープだけでも大丈夫なのです。
 形成外科以外でも…
 キズをきれいに縫合してくれる先生が増えています。
 うれしいことです。

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