医学講座

森友事件、文春が遺書でスクープ

 今日は2020年3月24日(火)です。
 今朝の札幌は雪でした。
 東京2020の延期がほぼ確定しています。 
 札幌の五輪マラソンもほぼ無くなりました。
 仕方がないことだと思います。 
 今朝の北海道新聞朝刊で興味深く読んだ記事です。
 先週の週刊文春は買えませんでした。
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 2020年3月24日(火)北海道新聞朝刊のコラムです。
 週刊誌を読む
 森友事件、文春が遺書でスクープ
 『週刊文春3月26日号のスクープ「森友―全文公開『すべて佐川局長の指示です』」
が大反響を巻き起こしている。2年前に自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの手記を、妻の話をまじえて明らかにしたものだ。
 執筆したのは相澤冬樹・大阪日日新聞記者。NHKで森友事件を取材し、考査部に異動させられたのを機に退職。その顚末を文芸春秋から『安倍官邸VSNHK-森友事件をスクープした私が辞めた理由』という書名で出版していた。
 連休前のため『週刊文春』の発売は3月18日水曜日だったが、同日、赤木さんの妻が国と佐川宣寿・元国税庁長官を提訴した。新聞・テレビで大きく報道された。同誌53万部が完売したという。
 赤木さんの自筆の手記をグラビアに掲げ、本文も12ページという長い記事だ。なぜ2年かかって発表に至ったかの経緯も詳しく書かれている。
 妻は夫が財務省ぐるみの文書改ざんに抵抗しつつも従事させられ、心労が重なって自殺したことを認識していた。だから近畿財務局に遺書を見せることを拒否していた。ところが同財務局のその後の対応は彼女をさらに傷つけるものだった。
 例えば夫の死後3ヵ月経て麻生太郎財務相が墓参に来るという申し出があり、彼女は「来てほしい」と返事した。ところが結局、麻生氏は訪れず、国会で「遺族が来てほしくないということだったので伺っていない」と答弁した。
 自殺した赤木さんは「ぼくの契約相手は国民です」が口ぐせだったという。官僚機構の現場にそういう職員がいることは救いだが、政権や財務省上層部はその彼の思いを引き裂き、遺族にも非人間的な対応をしてきた。
 それが今回、こういう告発となったわけだ。訴訟の目的は、故人が死に追い込まれた真相を追及することだという。
 発売当日から多くの人が『週刊文春』を買い求め、ツイッターなどに感想を書き込んだ。電車で同誌を読んで涙した人もいるという。今回の手記公開は、民意を踏みにじる政権のありように憤る市民の思いに応えたものだ。『週刊文春』に拍手を送りたい。
 (月刊『創』編集長・篠田博之)
 (以上、北海道新聞より引用)

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 森友事件のことも、
 近畿財務局職員・赤木俊夫さんのこともよく覚えています。
 ほんとうに残念なことです。
 忖度そんたくという言葉も、
 それまで知りませんでした。
 今ではふつうの日本語になっています。
 赤木俊夫さんの無念を晴らすためにも、
 しっかりと調査していただきたいです。
 桜の問題より重要だと(私は)思います。

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