医学講座

五十肩の経験2014

 今だから白状します。
 私は2年前に五十肩になりました。
 右です。
 転倒して右肩をぶつけたあと、
 2ヵ月くらいで症状がでました。
 最初は五十肩だとわかりませんでした。
 右腕が上がらなくなりました。
 無影灯に手を伸ばすことができなくなりました。
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 ズボンの後ろポケットには手が届かないし、
 駐車場で駐車券を取れません。
 このまま動かなくなったら、
 形成外科医は無理かな?
 深刻な状況でした。
 困ったのが痛みです。
 私はどちらかというと痛みには強いほうです。
 痛み止めも飲みません。
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 夜寝ている時に痛みました。
 痛くて眠ることができず、
 睡眠不足になりました。
 鍼にも行きました。
 一時的に痛みは快くなりましたが、
 また夜な夜な激痛が襲ってきました。
 ほんとうに困りました。
 こりゃ…
 閉院かなぁ…
 …ってなことも考えました。
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 近くの病院にも行きましたが、
 痛み止めの処方と湿布でした。
 激痛には参りました。
 困った私が頼ったのは、
 さくらんぼさんがお世話になった、
 元山形大学整形外科教授の荻野利彦先生です
 今は札幌の北新東病院で週2回診療をされています。
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 荻野先生の予約がなかなか取れず、
 ちょうど2年前に診ていただきました。
 荻野先生は名医です。
 痛みは関節内注射で劇的に消えました。
 リハビリも紹介してくださいました。
 私の担当が、
 北新東病院の理学療法士、吉野先生でした。
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 医師の私が言うのもなんですが…
 吉野先生は素晴らしい理学療法士の先生でした。
 先生のご指摘は、
 肩ではなく姿勢でした。
 背骨を中心として、
 肩から背中の筋肉は連続しています。
 五十肩を治すのに…
 まず背中から治療が始まりました。
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 吉野先生のご指導で、
 肩甲骨を動かす訓練がはじまりました。
 特筆すべきことは、
 リハビリはまったく痛くありませんでした。
 無理矢理、
 痛い肩を動かすことはありませんでした。
 肩の動きを良くするには、
 肩甲骨や背骨の動きなのだそうです。
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 私は痛み止めも使わず、
 仕事中も、
 通勤途中も、
 常に肩甲骨を寄せる運動を続けました。
 おかげさまで、
 時間はかかりましたが、
 無影灯も動かせるようになりました。
 駐車券も取れます。
 吉野先生にはほんとうに感謝しています。
 小学校以来はじめて自分の姿勢の悪さがわかりました。
 今のところ五十肩は再発していません。
 もうすぐ六十歳になります。
 まみ子師長さんの腰痛が快くなることをお祈りしています。

“五十肩の経験2014”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    私も姿勢が悪いです。
    だから肩こりも酷く、頭痛持ちです。

    交通事故に遇ってから、右上腕部にだるさが残り、一番困るのが一度後ろに腕を向けると自力で前に戻せなく、左手で前に戻す羽目に。
    痛みはそんなにありません。
    でも手洗いの洗濯時は腕がだるくてダメです。

    先生は激痛と戦い大変でしたね。
    今は治療のかいもあり、お仕事に支障がなくなりよかったです。

  2. さくらんぼ より:

    私も 首の手術のあと首の第5神経に後遺症が出てまったく右手があがらなくなり、私も仕事ができなくなると思ったものです。治るのに一年はかかると言われましたが、神経を勉強している若い先生と作業療法のおかげで三週間で手がなんとか上がり半年のリハビリで元に戻りました。家族も首のヘルニアでしたが 1ヶ月くらいリハビリを続け今はよくなっています。継続は力なりです。どの脊椎の手術でもリハビリの先生にお世話になりリハビリしなかったらこんなに動けなかったと思っています。 本間先生の肩は良かったですね。 まみ子師長さん中々リハビリの時間はとれないとは思いますが、よくなりますよう祈っております。 痛み止めはベロが剥げたり、胃腸があれたりします。義母も痛み止めのせいで胃潰瘍になり一昨日入院しました。痛み止めは怖いです。

  3. ピリカノンノ より:

    先生、こんにちは。
    かつてお世話になった者です。

    私も首の凝りが強く、常に頭痛に悩まされていて、理学療法士の先生の整体にお世話になりました。
    なんと、私の首凝りの原因は「呼吸」がうまくできていないことでした。
    腹式呼吸がうまくできないと、胸郭呼吸がメインになり、肋骨に付いている斜角筋が常に緊張した状態になるため、首が凝るのだそうです。
    びっくりでした。
    私がお世話になっている先生のブログ、いろんな症例が載っていてとても面白いのでご紹介します。
    http://ameblo.jp/physicon/

    首も肩も腰も膝も、ほとんどの不調は骨盤と脊柱の関係、胸郭と肩甲骨の関係、頭と頸椎の関係によるものだというのがよくわかります。

    ヘルニアなども手術をしても痛みがとれるのは一時的。
    なぜヘルニアになったか、根本的な原因を改善しないとよくはなりません。
    レントゲンで何でもないと言われ、湿布と痛み止めを出されるだけの患者さん多いですよね。
    整形外科の先生方にはもっと勉強して欲しいです。
    そして、もうひとつ、石川県の加茂整形外科のHPご紹介します。
    http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/

    ちょっと衝撃的でした。

    そして、本当に患者さんにとって何が最良かを常に考えて行動なさっている点で、加茂先生は本間先生とリンクするところがあると思いました。

    一つしかない身体。
    先生を待つ患者さん達のためにも、いたわりましょうね。

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