医学講座
手術室への招待
昨日の院長日記、
手袋よりあったかいねに
なっちゅんさんからコメントをいただきました。
手術室にはお母さんも入る事が可能なのですか。
驚きました。
それって普通の病院でもですか?
■ ■
残念ですが…
ふつうの病院では…
手術室入口でばいばいです。
手術室には入れないのが…
ふつうです。
札幌美容形成外科が特別です。
■ ■
すべての手術に入っていただくのではありません。
不安そうな患者さんのために…
不安を取り除くために…
身内の方に入っていただきます。
昔、大きな病院に勤務していた頃…
救急外来で子どもさんのケガを手術する時に…
お母さんやお父さんに入っていただきました。
■ ■
ある程度の年齢になると…
恐怖感が生まれます。
ケガをした子どもさん…
手術開始前から泣き叫びます。
ご両親も心配です。
傷は残りますか?
残念ですが残ります。
なるべく目だなくなるように手術をします。
■ ■
混雑した救急外来。
不安で暴れる子どもさんを抑えるのが大変です。
痛いのは局所麻酔の時だけです。
看護師さんも少ない救急外来で、
子どもさんを抑えていただくには、
お父様がベストです。
力もあるし…
子どもも安心します。
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傷もよく見ていただけます。
麻酔した後で、、、
説明しながら手術をしたこともありました。
私の両手は手術。
私:『お父さん、動かないようにおさえてください。』
『はっっ、はい』
『先生が治してくれるから、動くんでない』
これで無事に手術が終了したことがありました。
札幌美容形成外科では、
申し訳ございませんがケガの急患は診ておりません。