院長の休日

夫婦ふたりだけの生活

 昨日の院長日記、
 甘えん坊の「しろたん」
 大阪府能勢町の佐久さんご夫妻は、
 仲良しそうです。
 福島でも
 こうして甘えていたんやろな
 いまだに帰る見通しもたたない
 避難生活をしている人たちは
 どんな気持ちやろう

      ■         ■
 何気ない会話から、
 優しそうなご夫妻が思い浮かびます。
 私が還暦を過ぎて思うことです。
 夫婦二人だけの生活は、
 かなり大変です。
 本間家では、
 よく喧嘩をします。
 原因はつまらないことです。
      ■         ■
 うちの奥さんは、
 私がずっとがまんしてきたから、
 (あなたの奥さんがつとまったのょ)
 他の人なら絶対に無理ょ。
 …とよく言います。
 はいはい
 永年勤続ありがとうございます
 …と言うしかありません。
      ■         ■
 ともに白髪の生えるまでと言いますが、
 とっくに白髪は生えています。
 ひげまで白髪になっています。
 お医者さんの家は、
 裕福で幸せそうと思うのは幻想です
 医師はストレスが多い仕事で短命です
 お医者さんの奥さんは大変です
 孤独に強く、 
 一人でも子育てができる人でなければ、
 なかなかつとまりません。
      ■         ■
 奥さんから何と言われようと、
 はいはい、
 永年勤続ありがとうございます

 …と言いながら、
 痛くなった身体に湿布を貼り合って、
 ともに白髪が生えて
 湿布を貼り合って

 仲良しのふりをして、
 毎日生活しています
 愛妻家とは縁遠い私です。
 奥さんが若くてきれいだった頃を思い出して…
 患者さんをきれいにしています。


34年前です

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