二重・眼瞼下垂
目の手術とペット
札幌美容形成外科で多い手術は、
目の手術です。
若い方から、
高齢の方まで手術をしています。
最高齢は91歳の男性です。
手術は通院でしています。
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手術後に大切なのが、
安静です。
一週間は目を閉じて、
じっとしている必要があります。
どんなに丁寧に手術をしても、
目を開くと、
傷に負担がかかります。
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創傷治癒そうしょうちゆという、
難しい言葉があります。
傷が治ることです。
要は、
紙を糊でくっつけるのとか、
接着剤で模型をくっつけるのと同じです。
糊が乾く前に動かすと、
きれいに紙がくっつきません。
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人間の皮膚をくっつけるのは、
手術で縫った糸ではありません。
自分の皮膚から、
血管が伸びてきて、
ちょうど植物の根が生えるように、
血管同士がくっつきます。
うぶ毛より細い血管です。
動かすとこの伸びた血管が切れます。
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他にも血液中から、
傷をくっつける糊の役割をする物質が出て、
傷が治ります。
そのために、
手術後には赤く腫れます。
神様が作られた、
自然の法則です。
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前置きが長くなりました。
若い女性の一人暮らしでも、
ペットを飼っていらっしゃる方が困ります。
目の手術をした後、
できれば一週間(最低でも3~4日間)は、
海外旅行へ行ったつもりで、
ペットを預かってもらってください。
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わんちゃんのお世話は大変です。
室内犬でお散歩はしなくても、
うんちや
おしっこの世話が必要です。
えさもやらなくてはいけません。
金魚くらいなら、
大丈夫な気もしますが、
わんちゃんは預けてください。