医学講座
パブロフの犬
さくらんぼさんから、
コメントをいただきました。
先生のお宅のそら君は誰もいない間どうしてますか?
我が家の犬は子犬のくせに寝ないし
お父さんがが帰って来ては遊び、
息子が帰って来ては遊び、
畑でも遊び、
散歩は行かないとうしろに行くし。
■ ■
うちの犬は、
私が訓練する前は、
何もできないばか犬でした。
訓練した後でも、
うちの奥さんの手をかんでいました。
しまいにラップを食べてしまい、
開腹手術までしました。
院長日記を見ると、
2011年のことです。
そら君は2歳でした。
■ ■
私が飼いはじめたのは、
1歳を過ぎてからです。
待てもできないし、
お手もできない犬でした。
私が訓練しました。
犬の訓練は、
最初のチェリーを飼いはじめた時に、
本を買って勉強しました。
しつけは大変です。
■ ■
しつけに成功したわけではありません。
ムダ吠えはするし、
宅急便の人には吠えるし、
今でもだめな犬です。
私が犬のしつけで考えたのが、
パブロフの犬の
条件反射です。
高校の生物でやったあれです。
■ ■
うちの犬は食欲だけは旺盛でした。
餌の時間を楽しみにしています。
餌は一日2回です。
まず、
待てができるようにしました。
待てができないと餌をもらえません。
餌は少しずつ与えます。
一回の餌やりで、
20回も待てをさせました。
ばか犬でも訓練すると、
待てができるようになりました。
■ ■
餌は必ず、
ケージの中でやりました。
そうしないと、
餌を持っているだけで、
ぴょんぴょんと飛びついてきます。
残念なことに、
私の言うことをきくのは、
餌を持っている時だけという、
副作用までできてしまいました。
わたし流の犬のしつけです。