医学講座
新型コロナワクチン接種医師に協力金
今日は2021年4月29日(木)です。
札幌は桜が満開ですが、
家でじっとしています。
今日のYahoo!ニュースです。
河野氏 接種医師に協力金の考え
河野大臣 医師会に“接種医師”増員要請へ
河野ワクチン接種担当相は、29日朝、日本テレビの番組に出演し、日本医師会に対し、新型コロナワクチンの接種を担う医師の数を増やすよう要請する考えを示しました。
河野ワクチン接種担当相「医療機関の数が元々少ないところは、ワクチンは来るんだけど、今度は打ち手の問題があるということがありますんで、そこは国としてもいろんな医師会にお願いをして協力をしてくださいということはやらなきゃいけない」
河野ワクチン接種担当相は、「お医者さんに何らかの形で支援金・協力金をお支払いをすることもしっかりやっていきたい」と述べ、開業医などを念頭に、協力金を支払うことで、ワクチン接種を担う「打ち手」の確保を進める考えを示しました。
菅首相は30日、日本医師会の中川会長と面会する予定で、こうしたワクチン接種への協力を要請する見通しです。
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私は当然だと思います。
そもそも接種費用が安すぎます。
ワクチン接種の費用一回2070円
令和2年12月17日
厚生労働省健康局健康課予防接種室から、
日本医師会への事務連絡です。
接種委託費用についても、全国統一の単価とし、
接種1回目、接種2回目とも共通の2070円とする。
(ワクチン代については、国が確保供給するため接種費用に含めない。)
これでは赤字です。
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ワクチン接種をするには、
まず問診をして、
体温を測定して、
診療録を作成します。
密にならないように、
接種する患者さんの数も調整する必要があります。
がんばって一日50人接種しても、
売上は10万3500円です。
無理です。
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接種して一人でも具合が悪くなると、
具合が悪くなった人をみなければなりません。
接種後にも具合が悪くないか確認して、
体調を確認して帰宅していただきます。
帰宅後に具合が悪くなった人がいたら、
接種した医師の責任で診ることになります。
誰がどうやって算出したかわかりませんが、
2070円という価格を見た時に、
できないと思いました。