医学講座
第30回日本形成外科学会基礎学術集会(東京)①
今日は2021年10月7日(木)です。
第30回日本形成外科学会基礎学術集会に参加するため、
東京に来ました。
札幌から来ると東京はあたたかいです。
一番の目的は特別招請講演
大村 智 先生(北里大学 特別栄誉教授)
『古くて新しいイベルメクチン物語』です。
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素晴らしい講演でした。
小柄で温厚な先生です。
86歳とは思えない、
すごいパワーを感じました。
日本にもすごい先生がいらっしゃると感じました。
1時間の講演があっという間でした。
今日お聞きしたことをお伝えします。
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大村先生は山梨大学をご卒業後、
都立高校夜間部の先生を5年間なさったそうです。
大学を卒業して8年目から研究者としての道に進まれました。
先生が発見されたアベルメクチンから、
イベルメクチンを開発されました。
大切な結論から先にお伝えします。
イベルメクチンはコロナに効きます。
私がコロナになったらイベルメクチンを使います。
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イベルメクチンは今でもアフリカでオンコセルカ症という、
失明の原因となる病気の治療に使われています。
イベルメクチンを投与されているアフリカの国は、
コロナの感染者も死者も極端に少ない事実があります。
今日の講演をお聞きして、
私はイベルメクチンがいい薬だと思いました。
治療が厄介な、
疥癬かいせんという虫の皮膚病にも効きます。
東京まで来てよかったです。