医学講座

油断大敵_札幌市内のバーでクラスター21人

 今日は2021年10月13日(水)です。
 札幌は寒くなりました。
 全国的に感染者数が減っている新型コロナですが、
 まだまだ油断大敵です。
 先日参加した第30回日本形成外科学会基礎学術集会
 …で感染症の専門家から、
 まだ油断してはいけないと教えていただきました。
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 大切なのは、
 マスク
 手洗い
 消毒
 換気
 密を避けることです。
 明日で制限が終わって、
 これから人が街に出るようになります。
 まだワクチン未接種の人もいます。
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 感染拡大が減ったように見えた米国で、
 ワクチン未接種の30代の消防士さんが、
 コロナで亡くなったと聞きました。
 何らかの理由でワクチン未接種の方や、
 私たちのような高齢者は、
 まだまだ油断大敵です。
 換気が悪いところ、
 密になるところには行かないでください。
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 2021年10月13日、北海道新聞朝刊、札幌市内版の記事です。
 市内のバーで21人クラスター複数条件重なり発生
 市が警戒
 札幌市が12日の記者会見で明らかにした市内のパーで21人の感染が確認された新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)は、店内は狭く換気が不十分で、利用客がマスクを着用せずに飲食を伴うカラオケをしたことなど、複数の条件が重なった。市内の飲食店で20人以上の感染者が確認されるのは約1年ぶりで、市は警戒を強めている。
 「飲食店のクラスターで20人を超えるのは最近では非常に大きい」。市保健所の山ロ亮感染症担当部長=写真=は、今月14日を期限に道による飲食店への時短要請が解除される方向であることから、感染防止の協力を呼び掛けた。
 市保健所によると、感染者は従業員5人と利用客16人。1日から3日未明にかけ、6~7人グループ客に他の客も加わり、ほぽ満席状態の時間帯もあった。大半はマスク未着用で酒を伴う飲食をし、カラオケもした。
 バーは約35平方㍍で店内に窓はなかった。バーの玄関のドアやピルの廊下の窓を開放し、店内のサーキューレーターを稼働していたが、満席状態のため空気の流れが悪く、換気は不十分だったという。利用客は20代が中心。ワクチン接種をした人もほとんどいなかった。感染者の多くに38度超の発熱があった。
 市内の20代でワクチンの1回目接種を終えた人は55%。市などはヽワクチン接種で感染や発症、重症化、感染後の後遺症への予防効果があるとする。道は行動制限緩和に向け、飲食店の感染対策を証明する「第三者認証」を進めている。山口部長は「早めにワクチンを接種し、認証店を利用してほしい」と
話した。(五十嵐俊介、田口博久)
 新型コロナウイルス第5波以降に札幌市内で確認された酒類提供飲食店のクラスター
公表日 店舗 陽性者数 直筋1週間の人口10万人当たりの新規感染者数
7月27日 ホストクラブ  6人    29.151
7月30日 パブ      6人    40.25
8月14日 ニュークラブ  8人    88.16
8月26日 パブ      5人    100.13
8月28日 ホストクラブ  9人    92.05
10月12日 バー     21人    4.38

(以上、北海道新聞より引用)

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 まだまだ油断大敵です。
 ワクチン未接種で感染すると、
 死の恐怖です。
 これから寒くなってくると、
 体調を崩して風邪をひくこともあります。
 インフルエンザなのか?
 コロナなのか?
 風邪なのか?
 わからないうちに感染が進行してしまうのがこわいです。
 くれぐれも油断しないでください。

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