医学講座
安倍晋三元首相のご逝去を悼む
今日は2022年7月9日(土)です。
昨日の安倍元首相が演説中に銃撃され死亡から立ち直れません。
ほんとうに残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。
同じ昭和29年9月生まれの一人として、
まだまだ活躍したかったと思います。
私はよくがんばられたと思っています。
■ ■
2022年7月9日、北海道新聞社、西村卓也論説主幹の記事です。
安倍元首相銃撃 民主主義の毀損許さぬ 論説主幹・西村卓也
参院選の街頭演説をしていた安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件は、元首相個人への攻撃のみならず、自由な言論に立脚する日本の民主主義を毀損(きそん)するものであり、決して許すわけにはいかない。
憲法は「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」すると明記する。不満や意見があれば投票を通して政治に反映するのが筋であり、武器にものをいわせる「行動」は正当化され得ない。話し合いで解決策を見いだすのが民主主義である。
事件を一個人の特異な行動として矮小(わいしょう)化させるべきではない。暴力で相手を倒し、自らの主張を通すのは独裁者の手法に通じることに注意が必要である。
安倍氏は首相在任中、改憲や成長戦略など、賛否の分かれる課題に取り組んだ。対立は現在も残されている。容疑者の背景に政治的意図がなかったとしても、事件に乗じて政策課題を推し進め、特定の政治勢力が利得するようなことがあってはならない。冷静で丁寧な議論が肝心だ。
懸念されるのは、さまざまな情報が拡散し、政治的対立や社会の分断が先鋭化するような事態である。政府には正確な情報を迅速に発信するよう求めたい。同時に、警備強化が国民の言論活動の抑圧につながらないよう注意も必要だ。
政治は民主主義に対する挑戦に毅然(きぜん)と立ち向かわなくてはならない。その先頭に立つべきは国会である。与野党はともに言論を封殺する蛮行に憤りを表明している。党派を超えて、議会制民主主義を尊重し、暴力に屈しない決意を衆参両院が速やかに表明すべきだ。
捜査機関は事件の全容解明を急ぎ、罪は正当な手続きで裁かれる必要がある。立法、行政、司法の三権をしっかり機能させて、民主主義の危機を乗り切らなければならない。
二・二六事件の4年後に「反軍演説」を行い、衆議院を除名された斎藤隆夫は「暴力を振るって国民の自由を圧し、一人の意思を政治上に強行するが如きは、野蛮政治の甚だしきもの」と断じた。異論を退けて戦争に突入した日本は多大な犠牲を重ねた末に敗れた。
その苦い記憶を受け継いで築き上げた民主主義が、一発の銃弾で打ち砕かれるほど脆弱(ぜいじゃく)なはずはない。人権の尊重や法の支配など、共通の価値に基づく政治の上に、国民の幸福や繁栄が成立する。今こそ主権者の力を集結させるときだ。
■ ■
安倍元首相は
潰瘍性大腸炎という難病の患者さんです。
17歳の時からだそうです。
私もお腹が弱いのでよくわかります。
一番困るのがトイレです。
急におなかが痛くなって、
トイレに行きたくなります。
私はウォシュレットがない国へは行けません。
■ ■
日本は安全で美しい国です。
日本で銃撃が起こるなんて信じられません。
安倍晋三さんは、
選挙応援のため全国を飛び回っていました。
その中でたまたま行った奈良で銃撃されました。
とても残念で悲しいです。
心からご冥福をお祈りしています。