昔の記憶
母親の葬儀②
危篤になった母親に会えてよかったと思ったのもつかの間、
弟とお葬式はいつにする?
…という相談になりました。
札幌市の火葬場は友引がお休みです。
11月1日(水)11月7日(火)11月17日(金)が友引です。
帰国したのが10月31日(火)でした。
■ ■
もともと11月2日(木)11月3日(金)を休診日にしていました。
弟も一週間は仕事の調整をして札幌に来ました。
米国からLINEのTV電話で見た時は、
下顎呼吸で今にも呼吸が止まりそうでした。
父親の時は、
弟が病院に泊まって、
3日目の昼に、
親父は天国に旅立ちました。
火曜日のお昼でした。
なんというタイミングのよさ!
私の休診日に合わせて、
弟の仕事のスケジュールに合わせて、
親父が決めたかのように葬儀ができました。
■ ■
母親も親父のように、
弟の仕事と私の休診日に合わせて、
天国へ旅立つのかなぁ~?と思っていました。
最初の葬儀日程は、
11月2日(木)お通夜、
11月3日(金)告別式
…を考えていました。
ところが息子たちの思うようにはなりませんでした。
■ ■
上手に痰を吸引してくださり、
上手に痛みを取ってくださり、
身体も毎日きれいにしてくださいました。
母親は危篤状態のまま呼吸をしていました。
次の葬儀日程は、
11月5日(日)お通夜、
11月6日(月)告別式
…を考えました。
11月7日(火)が友引なので6日と7日の選択はありませんでした。
■ ■
弟は11月6日(月)の夜の飛行機を予約していました。
7日と8日は弟の外せない仕事がありました。
私も3日間も臨時休診日をつくり、
患者さんに多大なご迷惑をおかけしました。
私の子どもたちや親戚も、
2回も葬儀日程を変更して大変でした。
その度に忌引届を書き直していました。
11月6日(月)に出勤したら、
『今日は忌引じゃなかった?』と言われたそうです。
困りました。