わきが
日本のものづくり④
米国形成外科学会。
私が期待して行ったのは?
最新のわきが治療機器、
わきが手術器械がないか?
…でした。
米国はミラドライの製造国です。
新しい機器を楽しみにして行きました。
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残念なことに、
新しいワキガ治療機器も、
miraDryもありませんでした。
そもそも欧米人は、
ほぼ100%耳垢が湿っていて、
日本でいうわきが体質です。
どんなきれいな女性も、
どんなイケメンの男性も耳垢が湿っています。
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すごいにおいがする人はいませんでしたが、
わきがのにおいを気にしないのだと思います。
日本で行うようなわきが手術は、
アメリカでは美容外科のメニューにありませんでした。
稲葉法は、
1977年に米国形成外科学会誌PRSに論文が掲載されました。
今でもすぐれたわきが手術だと思います。
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稲葉法は、
東京の稲葉益巳いなばますみ先生が開発した、
皮下組織削除器ひかそしきさくじょきによる方法です。
私は今でも有用な方法だと思います。
稲葉先生は、もともと婦人科の先生だったそうです。
わきがで困っている女の人のために考えられたそうです。
日本人が発明した、
わきが手術器として最高です。
丁寧な日本のものづくりの成果です。
私が今行っているわきが手術も、
稲葉法を改良した手術器具です。
日本が世界に誇れるわきが手術です。
PRSに掲載された論文です