医学講座
痛くない手術への工夫2023
今日は2023年12月18日(月)です。
札幌は寒いです。
最高気温が-4℃、
最低気温が-8℃です。
今朝のTVで北海道、留萌るもい地方の暴風雪を放送していました。
現地から中継してくださった方も寒そうでした。
札幌ではそれほど雪は降っていません。
■ ■
昨日の院長日記クリニックのBGMに、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
全身麻酔でない手術の時流れていたそうです、
前にも話しましたが巻き爪と背部脂肪腫の手術を受けた時
「さくらんぼさんこの曲でいいですか?」と看護師さん。
私「痛いーーーーイタタタい」わめいていてなんの曲かもわかりませんでした。
申し訳ございませんでした。
■ ■
札幌美容形成外科ではできるだけ痛くないように工夫しています。
巻き爪の手術は、
足趾の根元に麻酔をするので痛いです。
痛くない手術への工夫2016
痛くない手術への工夫2015
痛くない麻酔
痛くない抜糸法
■ ■
過去の院長日記にも書いています。
残念ですが、今の医学教育で、
痛くない方法を教える医学部は少ないと思います。
OSCEおすきーという実習でも、
痛くない方法を教えるのは難しいです。
模型を使うだけなので、
痛い!と反応してくれる模型がありません。
教えてくれる教員も少ないと思います。
医師国家試験にも痛くない方法は出ません。
■ ■
2023年に札幌美容形成外科で多かった手術が、
陥没乳頭の手術です。
高校生でも受けていらっしゃいます。
麻酔や手術中に、
痛いーーーーイタタタいと言われた患者さんはいません。
できるだけ痛くない麻酔をしています。
他院で手術陥没乳頭の手術を受けて、
麻酔がとても痛かったと言われた患者さんも、
札幌美容形成外科の麻酔は前より痛くなかったと言われました。
■ ■
痛みが少ない陥没乳頭の麻酔法は企業秘密です。
ちょっとだけヒントを差し上げると、
痛い部位に麻酔注射をしないだけです。
注射の針も工夫しています。
保険の手術でも、
できるだけ痛みが少なくなるように工夫しています。
69歳形成外科医の経験です。