医学講座
クマ指定管理鳥獣へ_環境省が検討_保護から転換
今日は2023年12月27日(水)です。
札幌は雪が積もりました。
朝、地震がありました。
ちょっと揺れた程度でしたが、
大きな地震が冬に来ると大変です。
もう一度、非常用ストーブを確認します。
今年も残すところあと5日です。
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2023年12月27日、北海道新聞朝刊のトップ記事です。
クマ指定管理鳥獣へ 環境省が検討、保護から転換 年度内にも指定
今年、全国で人身被害が過去最悪となっているヒグマとツキノワグマのクマ類について、環境省は本年度中に、鳥獣保護法に基づく指定管理鳥獣に指定する方向で検討に入った。専門家による検討会が来年2月にまとめる対策方針を踏まえ、具体的な制度内容を固める。指定されればニホンジカ、イノシシに次ぐ3例目で、クマ類について保護から管理へと政策の大きな転換となる。
指定管理鳥獣は集中的、広域的に頭数管理を図る必要がある鳥獣が対象となる。都道府県が計画を策定して捕獲を行い、捕獲費用の一部は国から交付金措置される。また、一定の条件で、駆除した動物の死骸を回収しなくて済むほか、猟銃による夜間の駆除も可能となる。ニホンジカとイノシシは制度創設の2014年度に指定された。ただ、クマはシカなどと違い、被害の地域差が大きく、同省は専門家の意見を聞きながら、指定と合わせて総合的なクマ対策をまとめる考えだ。
26日には検討会の初会合が開かれ、同省がクマの生息状況を説明。恒常的に分布する34都道府県のうち、四国を除く全地域で分布域が拡大し、推定個体数も北海道や東北、北陸を中心に増加傾向にあった。
道や秋田、岩手など6道県もクマ対策の現状を報告。指定管理鳥獣にクマ類を指定した上で、ハンターの育成やモニタリング調査にかかる費用を国が支援するよう求める声が上がった。
委員の佐藤喜和・酪農学園大教授(野生動物生態学)は「全国的に分布は拡大しており、(指定の)検討を進めてほしい」と述べたほか、個体数が減っている地域については、国が保護を支援する必要性を訴えた。別の委員は終了後の取材に対し、「もはや一過性の対策は限界で、計画的な個体数の管理が必要。国が財政面でサポートすることは大きい」と述べ、指定に前向きな考えを示した。
伊藤信太郎環境相は同日の閣議後会見で「国民の安心・安全が確保されるよう、全力を挙げてスピードアップして対策を進める」と述べた。(大能伸悟、内山岳志)
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クマは危険な動物です。
ドクターヘリでも、
高度救命救急センターでも、
救命できなことがあります。
今年も道南で北大生が犠牲になりました。
親御さんのことを考えると言葉もありません。
心からご冥福をお祈りいたします。
私は横路孝弘北海道知事の時代に、
春グマ駆除をやめたのが悪いと考えています。
公務員ハンターを増やしてクマの頭数を減らしてほしいです。