医学講座

道内スキー場、雪不足

 今日は2023年12月10日(日)です。
 今朝の札幌は雪がなく歩きやすい道でした。
 天気予報によると、
 これから風雪が強くなる地域があるようです。
 できれば雪が降らないのがいいですが、
 スキー場は困っているようです。
 温暖化の影響なのか?と思います。
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 2023年12月10日、北海道新聞の記事です。
 道内スキー場、雪不足 オープン足踏みも 物価高騰でリフト券値上げ
 道内のスキー場が雪不足にあえいでいる。各地で11月下旬にまとまった降雪があり、相次ぎオープンしたが、12月に入り最高気温が11月上旬から中旬並みで推移しゲレンデの雪が解け、地面が露出する事態が続出。今季は光熱費や人件費の上昇でリフト券の大幅値上げに踏み切らざるを得なかったところも多く、利用者減を心配するスキー場の苦悩は深まりそうだ。
 札幌市南区の札幌国際スキー場は9日正午の積雪が山頂で60センチ。昨年同時期より40センチほど少なく、ゲレンデの一部で草や土が見えている。8日にスキーで訪れた手稲区の今野雅浩さん(64)は「雪の厚みがいつもより少なく、今の時期は標高の高いところまで来ないと滑れない」と嘆いた。
 豪雪地帯で世界的スキーリゾート・ニセコ地域(後志管内倶知安、ニセコ両町)も雪不足。気象庁によると9日正午の倶知安町の積雪は8センチで平年の21%にとどまる。ニセコアンヌプリ国際スキー場は2日に全13コース中2コースでオープンしたが、地面の土が見える状況となり、雪不足で9日から一時休業に入った。
 旭川市のカムイスキーリンクスは「麓は地面が見えており来週末のオープンも見通せない」。上川管内占冠村の星野リゾートトマムの後木洋祐スキー場支配人も「12月に入って雨の日がある。今まであまりなかったことだ」と驚く。
 札幌管区気象台によると、12月に入っても道内各地で最高気温10~13度を観測するなど11月上旬から中旬並みの気温が続いている。札幌では7日の最高気温が11.4度となり、55年ぶりに12月の最高気温が3日連続で10度を超えた。
 エルニーニョ現象などで西高東低の冬型の気圧配置になりにくく、道内に南風が入りやすい状況が続いていることが要因で「雪になりにくい、積もりにくい、解けやすい」状況がそろっており、今後も寒気が長続きしない見通しという。
 長引く物価高騰も影を落とす。光熱費や人件費の上昇を経営努力では吸収しきれず、今季は多くのスキー場がリフト料金の値上げに踏み切った。札幌国際は1日券を4800円から5千円に、トマムも5900円から7千円に値上げした。
 後志管内留寿都村のルスツリゾートは昨シーズン8800円だったゴンドラ・リフト1日券を1万1500円に引き上げた。大本操・索道部長は「客からは『高くなった』との声が寄せられている」と語り、客足減を懸念。ただ、老朽化が進む中、設備更新費の確保も必要だ。「安全性を保ち維持していかねばならない」と苦しい状況を明かす。
 一方、昨シーズンに1日券を200円上げて4700円とし、今月中旬オープンを目指す札幌市中央区のさっぽろばんけいスキー場は、今季も値上げを検討したが見送った。小林正人・営業企画部長は「物価高騰で最初に削られるのは娯楽費。これ以上の値上げは利用者が大きく減る可能性があり、苦渋の決断をした」と話している。(柳沼雅貴、武藤里美)

(以上、北海道新聞より引用)

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 55年ぶりに12月の最高気温が3日連続で10度を超えたのは知りませんでした。
 昔も暖冬のことがあったようです。
 私にはありがたい雪が少ない冬は、
 雪を売り物にしているスキー場にはつらいです。
 リフトの一日券も高くなったものです。
 ルスツリゾートの11,500円は高いなぁ~
 一家4人で行ったらリフト代が46,000円かぁ~
 なかなか行けそうもないです。

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