医学講座

クマの駆除停滞鮮明_ハンターの負担軽減が鍵

 今日は2023年12月28日(木)です。
 年末なので札幌美容形成外科は手術をしています。
 今日の北海道新聞の記事です。
 昨日のクマ指定管理鳥獣へ_保護から転換に関連する記事です。
 2022年度捕殺数統計 問題クマの駆除停滞鮮明 ハンターの負担軽減が鍵
 道が27日に発表した2022年度のヒグマ捕殺数の統計からは、クマによる農業被害が拡大しているにもかかわらず、問題を起こす個体の駆除が滞っている実態が浮かんだ。クマの捕獲を担えるハンターの減少が影響したとみられ、2022年度の捕殺頭数は2021年度から100頭余り減った。道内のハンターや自治体は局面打開には、国が捕獲活動を支援する「指定管理鳥獣」へのクマ類の追加指定が不可欠との見方を強めている。
 釧路管内標茶、厚岸両町で牛66頭を襲い、2023年7月に駆除された雄グマ「オソ18」。最初の被害が報告された2019年7月以降、北海道猟友会標茶支部は被害が出るたび、熟練ハンター5、6人が中心となって地域の巡回に当たってきた。
 「オソは夜しか動かないと分かっていても、夜間は(法規制があるため)発砲できない。日の出から日没まで延々と巡回せざるを得ず、何年も振り回された」。後藤勲支部長(80)はそう振り返る。
減る猟友会員
 自治体から出動手当が支給されたが、移動に使う車の燃料費高騰などで「赤字」だった。仕事を抱える若手会員に連日の出動を求めることもできなかった。「猟友会のボランティア頼みの捕獲活動では、いつか立ち行かなくなる」。オソ18を追う日々の中、後藤支部長はそう感じていた。
 クマの捕獲を担うハンターは減り続けている。2022年度の道猟友会の会員数は5361人で、この40年で4分の1近くまで減った。高齢化で会員が減少する中、担い手が育っていないことが主因で、道猟友会札幌支部の奥田邦博支部長(58)は「ハンターになっても負担が重く、半分くらいが辞めてしまう」と説明する。
 27日発表の道のまとめでは、2022年度の捕殺頭数が2021年度比10%減の940頭だったのに対し、農業被害額は2億7100万円と過去最多を更新した。クマの捕獲を担うハンターがこのまま減り続ければ、被害はさらに拡大しかねない。
 こうした厳しい状況下で、道内のハンターや自治体が注目するのが、環境省が26日から検討を本格化させたクマ類の指定管理鳥獣への追加指定の行方だ。
交付金に期待
 指定管理鳥獣は農産物や生活環境などに被害を与える有害鳥獣を指定し、捕獲に取り組む都道府県を交付金で支援する制度。クマが指定されれば、交付金を使ってハンターなどへの経済的支援を充実させることができるほか、オソ18の対策ではできなかった夜間の猟銃使用も可能になる。
 道自然環境局の竹本広幸局長は26日、環境省で開かれたクマ類の保護と管理に関する検討会で、ハンター不足に直面する道内の状況を説明。人身事故が多発している状況も踏まえ「従来型の捕獲では対応できなくなっている」と語り、クマを早期に追加指定するよう重ねて訴えた。
 道内自治体も追加指定への期待を高める。旭川市ではクマによる農作物被害の増加を受け、電気柵や監視カメラの設置を増やしており、市環境総務課は「装備費がかさんでいる。捕獲活動以外の被害防止策にも交付金の使途を広げてくれれば助かる」と話す。
 道央の60代男性ハンターによると、2年ほど前まで1発千円以下だった銃弾代は現在1300円まで高騰した。男性はクマ駆除の担い手確保に向けて訴える。「交付金でハンターへの支援を手厚くしてほしい」(竹田菜七、岩崎志帆)

(以上、北海道新聞より引用)

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 道新の記事にあった、
 2022年度の道猟友会の会員数は5361人で、
 この40年で4分の1近くまで減った

 これは大変なことです。
 農業被害額は2億7100万円と過去最多
 私はさくらんぼさんの果樹園が野生動物の被害にあうたびに、
 狩猟免許を取って山形に行きたい気持ちです。
 鈴木直道北海道知事にクマ退治を積極的にしてほしいです。
 北海道新聞社がヒグマ問題を取り上げてくださり感謝いたします。
 クマは危険です

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