医学講座
マイナ保険証の問題点2024
今日は2024年5月1日(水)です。
札幌は寒いです。
最高気温が15℃です。
チューリップがきれいに咲いています。
世の中は円安と物価高で大変です。
何とかしてほしいです。
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月初めは医療機関が保険請求の準備をして、
5日~10日までに社保と国保に請求をします。
国はマイナ保険証を推奨しています。
札幌美容形成外科でも使っています。
4月から就職した方は保険証が変わります。
昨年までは必ず新しい保険証を準備してもらって、
それから受診していただいていました。
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マイナ保険証だと、
新しい保険証が来る前でも受診できます。
国が推奨している方法です。
以前は保険証なしで受診する場合は、
10割を払っていただいていました。
後からご自分で還付請求をする方法です。
私も医療法人札幌美容形成外科になった時は10割を払いました。
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4月はたくさんの方が就職する時期です。
保険証の手続きに時間がかかることがあります。
国が推奨する方法なのに、
マイナ保険証を利用すると、
変更前の情報で登録されることがあります。
患者さんも医療機関も、
まったく問題なくマイナ受付ができます。
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問題なのは請求された側です。
資格喪失後の受診なのでダメと言われることがあります。
今までは医療機関に返戻へんれいされていました。
へんれいされるとお金をもらえません。
大きな病院だとかなりの額が返戻されることがあります。
国が推奨するマイナ受付をしたのに、
返戻で減額されると大問題になります。
札幌美容形成外科では返戻が来ても闘います。
国が推奨する方法で受付をしたのだから、
保険者同士で調整してくださいと言います。
他の医療機関にも気をつけていただきたいです。