医学講座

ドリスタン

 一週間前に風邪を引きました。
 とうとう、ノドにきて声が出なくなりました。
 診察の説明も、
 電話を受けても、
 お聞き苦しく申し訳ございません。
 食欲もあり、体調はそれほど悪くないのですが、
 ノドと声が最悪です。
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 私は小さい頃から、体が弱く、
 札幌医大に合格した時に、
 札幌西高校の保健室の先生から、
 『本間君、あなたのような、札付きの軟弱児がお医者さんになって大丈夫?』
 と半分冗談?で言われたほどでした。
 確かに、京都へ行った修学旅行でも、
 東京で熱を出して病院へ行きました。
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 医者になってからも、よく風邪を引いていました。
 北大形成外科の秘書さんから、
 本間先生のトレードマークは、
 風邪引きさんの大きなマスク、
 と言われたこともありました。
 フラフラになって、
 北大病院の看護婦さんに注射や点滴をしてもらったこともありました。
 家内が下の子を妊娠中に風疹になり(患者さんからうつりました)、
 家を追い出されて‘入院’したこともありました。
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 大学病院をクビになって、
 開業医になってからの方が、
 かえって、不思議と風邪を引かなくなりました。
 自分で開業してからは、病気で休んだことはありません。
 低空飛行ながら、何とか元気を出してやっています。
 子供の頃から、よく風邪を引いていたので、
 民間療法を含めて、風邪の治療には詳しくなりました。
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 高校生や大学生の頃は、よくタマゴ酒を飲みました。
 私はアルコールはダメですが、
 タマゴ酒はOKでした。
 はちみつレモンもよく飲みました。
 タマゴ酒もはちみつレモンも、
 温かい飲み物で、からだをあたためて、
 その後ですぐに寝ました。
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 ここ数年、お世話になっているのが、
 ドリスタンというお薬です。
 成分にアセトアミノフェンという解熱鎮痛薬と、
 ビタミンCが入っています。
 くすり屋さんで買える、風邪薬です。
 レモン味とアップル味があります。
 私はレモン味を飲んでいます。
 はちみつレモンを思わせる味です。
 苦くはありません。
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 これを飲んで、寝るのが私の風邪治療です。
 くすりなのに、意外とおいしいのが特徴です。
 また、医科向の‘お薬’と違って、
 成分がマイルドです。
 適度に鼻水を少なくしてくれて、
 その割りに眠くなりません。
 風邪はウイルスによって引き起こされる、
 上気道(鼻、鼻の奥、口の奥、ノド)の病気です。
 風邪薬は、症状を改善しますが、
 ウイルスを殺すパワーはありません。
 自分の免疫力が風邪を治します。
 ゆっくり休むのが一番の治療法です。
 ドリスタンは適度に症状を改善してくれます。
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ドリスタンレモン味
6包で840円

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