医学講座
色白は七難隠す
色白は七難隠すという言葉があります。
人種差別はよくありませんが、
キズの治りについては、
人種差別があります。
①白人
②黄色人種(わたしたち)
③黒人
①→②→③の順番にキズがきれいに治ります。
■ ■
七難隠すの…
七つって何でしょうか?
ネットで検索すると…
もともと仏教の教えから来ているようです。
医学的に…
白人の方が…
傷がきれいに治る理由は、
はっきりとしたエビデンスはないと思います。
(知っている先生がいらしたら教えてください)
■ ■
私自身、数は少ないですが…
白人(外国人)の手術をしたことがあります。
手術した時の感覚は…
皮膚の伸び方が違う
白人の皮膚は…
やわらかくてよく伸びる
…と感じました。
■ ■
日本人でも…
色白の方は…
きずがきれいに治ります。
形成外科医30年の実感です。
よく芸能人が海外で整形をしたとうわさされます。
ほんとうかどうかわかりませんが…
日本人医師の方が丁寧です。
丁寧にしないと傷が目立つからです。
■ ■
いいことばかりの色白の女性、
難点もあります。
白人女性は、
年齢とともに【しみ】が目立ちます。
色白の人は、
紫外線に弱いです。
若い時に…
真っ赤になるほど日焼けすると…
35歳を過ぎてから…
顔も手も【しみ】が目立ちます。
■ ■
あつい国の人の肌が黒いのは…
紫外線から肌を守る、
自然の反応なのかも?です。
地黒だからといって…
悲観しないでください。
色が黒い人は…
他の人より気をつければよいだけです。
しっかりケアーをすると…
きれいに治ります。
“色白は七難隠す”へのコメント
コメントをどうぞ
傷口や縫合の後など、紫外線に当たらないほうがよいと言われたことがあります。
色黒の方のケアーをきちんとすれば・・・というのは具体的には紫外線を避けるとか?軟膏などで縫合後の後をケアーするとか?そんな感じなんでしょうか???
ちなみに昨日の先生のコメントのご返答にあったように、私が婦人科の手術をした後しっかり腹帯などで固定するように看護師さんが指導くださいましたが、当時からおなかが出ていたので(太って)固めの腹帯やさらしだとなかなかうまく巻けず、一番楽で固定できたのがガードルとか腹巻でした(笑)
そのお蔭かおなかの傷は縦の傷なのですが、瘢痕になることもなく今ではほとんど目立ちませんでした。
関係のない余談失礼しました(笑)