医学講座
第56回日本形成外科学会②
今日から第56回日本形成外科学会がはじまりました。
今朝の東京は強風でした。
列車の運行に支障が出たところもあるようです。
悪天候にもかかわらず…
たくさんの先生が参加しています。
私が形成外科医になった頃と比べて…
学会員も多くなりました。
■ ■
平林会長が開会のごあいさつで、
『他の学会とは違う学会』
…と強調なさっていらっしゃいました。
会場には…
青いバラがありました。
はじめて見ました。
■ ■
午前中は…
ミニシンポジウム1
唇裂における対称性を得るために
…を聴きました。
私が唇裂の手術をしていた頃は、
Millard法(ミラード法)でした。
今はFisher法(フィッシャー法)の施設が増えているようです。
■ ■
唇裂手術は…
生後3ヵ月くらいで…
赤ちゃんの時に手術をします。
成長後の18歳とか20歳頃の結果を予測して…
手術方法を検討します。
数多くの手術をなさった会場の先生から…
Fisher法では組織切除量が多く…
将来、変形を起こす原因となる
…と発言がありました。
■ ■
私も将来の変形が気になりました。
Fisher法(フィッシャー法)で手術をしている先生も…
その点を気にして…
術式を変えていらっしゃるようです。
唇裂はどの症例も違います。
将来を見据えた手術は、
小さな赤ちゃんにとって大切です。
会場の先生は熱心に聴いていました。
はじめて見ました
“第56回日本形成外科学会②”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様です。
青い薔薇、私も初めて見ました。美しいですね。
顔の一部なので、ご両親もさぞかし心配だと思います。
ケースバイケースだそうですが、綺麗に手術して頂き成長を迎えて欲しいです。
青い薔薇 私は何かの研究で青い薔薇ができた事を聞いた事があります。今日は関東地方は暴風雨で大変な日でしたね。 お疲れ様でした。