医学講座

第26回日本熱傷学会北海道地方会①

 今日は2020年1月25日(土)です。
 第26回日本熱傷学会北海道地方会が札幌医科大学記念ホールで開催されました。
 私は日本熱傷学会北海道地方会の運営委員をしていました。
 65歳になったので定年退職です。
 今日は最後の運営委員会でした。
 感慨深いものがありました。
      ■         ■
 今日のプログラムです。
 プログラム
 開会の挨拶 会長 成松英智
 総会(13:00~13:10)
 Ⅰ13:10~13:40 座長 市立函館病院救命救急センター 武山佳洋
 1.電撃傷による着衣着火で熱傷を併発した事例について
 ○安藤和馬、佐藤秀幸、原 正浩
 札幌市消防局西消防署警防課
 2.広範囲熱傷の経過中に脳出血を来たした1例
 ○鎌田千奈美、喜屋武玲子、上村修二、成松英智
 札幌医科大学救急医学講座
 3.肺実質型気道熱傷による呼吸不全に対し体外式膜型人工肺(V-V ECMO)導入で救命できた1例
 ○桜井圭祐、提嶋久子、板垣有紀、坂東敬介、小組 旭、遠藤晃生、松井俊尚
 市立札幌病院救命救急センター
 4.欠演
 Ⅱ13:40~14:30 座長 北海道大学大学院医学研究院形成外科学救室 村尾尚規
 5.当院で治療を行った、爆発を受傷機転とした熱傷患者の現状
 ○権田綾子、四ッ柳高敏、上田直弘、原田二郎、白 夏林、大沼眞廣
 北田文華、北愛里紗、須貝明日香、中川嗣文、山下 建
 札幌医科大学形成外科
 6.頭部外傷後、灯油に長時間暴露され化学熱傷を呈した灯油皮膚炎の1例
 ○井上雄大1)、加藤航平2) 野崎 愛3)、山本修司2)大野耕一2)
 帯広厚生病院臨床研修センター1)、救急科2)、形成外科3)
 7.フッ化水素酸が原因と考えられた足背の化学損傷の一例
 ○本田 進1)、本村 中1)、松田織郁1) 曽根良子1)、北條正洋2)
 函館中央病院形成外科1)、北海道大学大学院医学研究院形成外科教室2)
 8.地方救命救急センターにおける熱傷治療の現状
 ○武山佳洋、坂脇英志、坂脇園子、俵 敏弘
 加藤三四郎、佐藤弘樹、野田昇宏、佐藤昌大
 市立函館病院救命救急センター
 Ⅲ14:30~15:00 座長 札幌医科大学附属病院高度救命救急センター 村中沙織
 9.熱傷での便失禁管理システムの長期的使用について
 ○丹代 功、田中あかね、堀越久子
 旭川赤十字病院形成外科
 10.顔面熱傷患者の気管チューブの固定の現状
 ○佐々木洋哉、田口裕紀子、間山明子
 札幌医科大学附属病院高度款命救急センター
 11.広範囲重症熱傷患者における臨床倫理問題
 ○喜屋武玲子、鎌田千奈美、和田健志郎、水野浩利、宮田 圭、上村修二、成松英智
 札幌医科大学救急医学講座
 休憩(15:00~15:10)
 IV 特別講演 15:10~16:10
 司会 札幌医科大学救急医学講座 成松英智
 熱傷・雷撃傷の救護と初期診療
 ~東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を目前に
 ○織田 順
 東京医科大学救急・災害医学分野主任教授、救命救急センター長
 閉会の挨拶 会長 成松英智

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 とても有意義な学会でした。
 北海道各地から、
 消防や救急の方がたくさんいらしてました。
 特別講演の、
 織田順先生のご講演もすばらしかったです。
 大災害の時の救急対応の必要性を痛感しました。
 今日で運営委員は定年退職でしたが、
 来年からも参加します。

“第26回日本熱傷学会北海道地方会①”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    学会お疲れ様でした。
    運営委員、お疲れ様でした。

    先週までアスファルトが見えてたのですが
    これで根雪になったのでしょうか?

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。日本熱傷学会北海道地方会ではたくさん勉強させていただきました。私は看護師さんや救急隊、消防の方たちのご発表も楽しみにしていました。来年からも参加したいと思っています。雪は少ないですが12月から根雪だったと思います。

  2. えりー より:

    寒い日となりましたが学会
    ご出席お疲れさまでした。

    大災害が起きた時は
    通常の救急対応よりも、
    さらに考えなければ
    ならないことが多くなるかと
    思いました。本間先生のように
    学会で勉強を続けてくださる
    お医者さまがいらっしゃるので
    患者さんも救われると思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。大規模な大会で大勢の人たちが集まるところで大災害が起きると大変なので救急の対応もかなり検討されているようです。備えあれば、、、ということです。勉強になりました。

  3. さくらんぼ より:

    学会お疲れ様です。雪がありますね。今は医療ドラマがあるので、どんな感じかくらいわかりますが、治療は想像以上に大変なのだと思います。先生が治療して綺麗になられた花嫁姿のハガキが思い出されます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。熱傷治療はほんとうに大変です。感染制御、倫理問題、安全管理など医療の根本に通じるたくさんのことが勉強できます。日本の熱傷治療は世界の最先端です。

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