院長の休日

突然の「自由」

 平成27年5月24日、朝日新聞朝刊、
 男のひといきへの投稿です。
 突然の自由
 3月末で定年退職して毎日が日曜日になった。職務や人間関係から解放され、心身ともにリフレッシュできるかと思いきや、さにあらず。脱力感で頭の中はボーッとするやら、身体は鉛のごとく重たいやら。決して順風満帆の船出とはいえない。
 退職した途端に、「自由な時間を楽しんで」と言われても、40年間働きづめの身体が即座に順応できるはずがない。「仕事中心に時計が回ってきた者には、辛抱と覚悟がいるぞ」との先輩の忠告をかみしめているところだ。
 趣味づくりのために、絵画教室に通い始めた。早速、「アートの世界にはタブーなし。自分が思うまま自由に描いて構わない」という指導を受けた。
 だが、この「自由に」というのが超難関。筆が遅々として進まない。まさに前例や規則に従って働き続けてきた身体。「車は急に曲がれない」のが現実だ。
 突然、「あなた次第だ」と宣告され、戸惑っている。セカンドライフへのソフトランディングには、肩書や人脈をすべて捨て去り、思考回路をフルモデルチェンジすることが必須のようだ。一歩一歩着実に自分の歩幅で進んでいきたい。
 (長崎県長与町 相川光正〈てるまさ〉 無職 62歳)

 (以上、朝日新聞より引用)
      ■         ■
 私より2歳年上の相川様の投稿を、
 自分のこととして読ませていただきました。
 昨年、還暦を迎えた私の同級生には、
 定年退職をした人もいます。
 第二の職場に移った人もいます。
 私のような自営業者には定年はありません。
 でもいつまでも仕事ができるわけではありません。
      ■         ■
 40年間働きづめの身体が即座に順応できるはずがない
 「仕事中心に時計が回ってきた者には、辛抱と覚悟がいるぞ
 との先輩の忠告をかみしめているところだ。

 貴重なお言葉として、
 深く心に刻んでおきます。
 私の定年後の夢は、
 花咲じじいです。
 こぎれいなじじいです。
      ■         ■
 料理が上手なじじいもいいです。
 定年前からはじめたアップルパイ作りは、
 今年も続けています。
 5年前と比べると、
 オーブンが新しくなったので、
 よりさくさくになりました。
 日頃、口うるさく迷惑をかけている
 札幌美容形成外科の職員に試食してもらっています。
 職員には好評です。
 嫌われないじじいを目指します。 
      ■         ■
 お詫び
 今日のお昼過ぎにUPした際、なぜかサーバーの具合が悪くコメントができない設定になってしまったようです。
 設定を変更いたしました。
 申し訳ございませんでした。

“突然の「自由」”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    農家に定年はなく働けなくなったら終わりです。 今日も疲れ 夜マッサージしに行き騙し騙し体を動かしています。でも 学校の先生で定年退職された私の担任や息子の担任は早くからボケて亡くなる方が多いです。
    生涯現役がいいのかも。
    アップルパイ 紅玉送れなくなりすみません。とてもおいしいアップルパイでした。アップルパイと紅茶を出すお店開けそうですよ。

  2. なっちゅん より:

    父は70歳でリタイアしましたが趣味と言えば読書位です。
    先生のアップルパイ、腕をあげてるんですね。
    パイはなかなか難しいと聞きました。
    私は冷凍パイで作ります。汗
    スタッフさんは、幸せですね♡

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。昨日はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。私も冷凍パイです。アップルパイの難しさはリンゴだと思います。パイよりもリンゴをいかに美味しく加工するかで美味しさが変わります。

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