医療問題
わき汗ボトックス保険診療の制限
わき汗ボトックスの保険診療には制限がつきます。
自由診療とは違うところがあります。
国が決めた通りにしなければ…
保険請求ができません。
札幌美容形成外科で…
自由診療と一番大きく違うのが…
麻酔です。
■ ■
企業秘密を公開します。
札幌美容形成外科のワキ汗ボトックス注射では、
痛みを軽減するために…
ペンレスという麻酔のテープを使っていました。
このテープを脇に貼って…
しばらく時間をおいて注射すると…
痛みが減ります。
■ ■
まったく痛くない…
…というわけではありませんが…
実験台になったうちの奥さんによると…
貼った方と貼らない方では…
けっこうな違いがあるそうです。
何十箇所も豆注射をするので…
かなり痛がる人がいます。
■ ■
残念なことですが…
保険診療では…
ペンレスの使用ができません。
海外より異常に高いボトックスに比べると…
ペンレスの代金なんて微々たるものです。
それでも保険請求ができません。
請求できないものは使えません。
■ ■
ペンレスはとても有効な麻酔薬です。
とっても残念ですが…
保険で使用が認められているのは…
静脈留置針穿刺時の疼痛緩和
伝染性軟属腫摘除時の疼痛緩和
…だけです。
難しい言葉で書いてありますが…
持続点滴の針を刺すとき
みずいぼを取るとき
…だけに認められています。
■ ■
今まで札幌美容形成外科で…
脇汗ボトックス注射を受けてくださった方には…
大変申し訳ございませんが…
国が決めた方針なのでご容赦ください。
クリニックが受け取る注射料金は…
両脇で180円だけです。
自己負担分にすると約50円です。
完全に赤字部門です。
ご理解とご協力をお願いいたします。
“わき汗ボトックス保険診療の制限”へのコメント
コメントをどうぞ
貼るだけの麻酔があるなんて初めて知りました。歯を治療する時なども応用できないのでしょうか?注射は痛いし嫌です。先生企業秘密を暴露ですか(・∀・) 奥様いつも実験お疲れ様です。
多汗症の保険治療では、痛みと止め(貼用テープ)が使えないっと書いてる医師がいらっしゃり、まさかと思いましたが、そうなのですね。
保冷剤で、脇を冷やして注射とか工夫しないといけないのでしょうか。ペンレス貼用は疼痛緩和として認めるべきだと思いますね。医師が、何ヵ所も注射するのですから、やはり、医師が施行する注射として点数設定が必要ですし、また脇に注射するため、ある程度量が必要になってきますが、50、100単位だけだと125単位使用した場合、25単位余り無駄になること、患者には150単位分の薬剤請求をする為、コストが違ってくるため、25単位の薬剤も必要なのでは?っと思いました。