医学講座

世界における隆鼻術の歴史

 今日は2019年2月5日(火)です。
 札幌雪まつりが開催されています。
 札幌は寒いです。
 第134回日本美容外科学会学術集会(東京)
 …の続きです。
 学会では2つの教育講演がありました。
 教育講演1が性同一性障害の外科治療でした。
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 教育講演2
 世界における隆鼻術の歴史
 サフォクリニックの白壁征夫しらかべゆきお先生です。
 白壁先生は世界的に有名な美容外科医です。
 英語が堪能で、
 海外でも数多くの発表をなさっています。
 英文論文も多数執筆されています。
 美容外科の生き字引です。
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 白壁先生のご講演は、
 鼻の手術についてでした。
 もともと形成外科が進歩したのは、
 戦争や病気で鼻を失った人に、
 鼻をつくる手術がはじまりの一つです。
 古代から鼻をつくる手術がありました。
 白壁先生から、
 形成外科の鼻の手術から美容外科手術まで、
 実に詳しく教えていただきました。
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 日本では、
 古く明治時代に鼻をつくる手術がはじまったそうです。
 鼻を高くする手術は、
 最初は美容外科ではなく、
 耳鼻科の大学教授がなさっていらしたそうです。
 白壁先生から、
 有名な耳鼻科の教授が、
 新橋の芸者さんに、
 象牙でできた三味線のばちを加工して、
 美しい鼻
 …をつくった写真を見せていただきました。
 とても美しい鼻でした。
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 白壁先生が考案された、
 鼻のシリコンプロテーゼは、
 現在でも海外で人気だそうです。
 私は行っていませんが、
 鼻中隔軟骨まで操作する鼻の手術が、
 韓国から広まってきました。
 会場で他の先生と話したところ、
 この鼻中隔の手術後の修正手術依頼が、
 かなりあるそうです。
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 技術力のないなんちゃって美容外科医には、
 そもそも無理な手術だと私は思います。
 新しい手術法ができるのはいいことですが、
 思わぬ合併症や後遺症に悩む人が増えます。
 鼻中隔まで手術された患者さんを、
 上手に修正できる医師は、
 きわめて限られています。
 価格だけで安易に決めて手術を受けるのは、
 危険だと思いました。
 鼻中隔の手術は信頼できる先生のところで受けてください。

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