院長の休日
忘年会 ススキノ寒風
平成25年12月5日、北海道新聞夕刊の記事です。
忘年会 ススキノ寒風
客減少 低い単価 食材高騰
アベノミクス肩すかし
忘年会シーズンを迎えた札幌・ススキノ。 会場となるホテルや飲食店からは、衆院選の選挙活動などの影響で不振だった昨年よりも「悪い」との声が聞こえる。安倍音三首相の経済政策「アベノミクス」による好景気に期待したものの、集客も客単価も落ち込み、食材の高騰が追い打ちをかけているからだ。出費を抑えようと社内で忘年会を開く企業も目立ち始めた。
4日午後10時、札幌市豊平区の会社員の男性(36)は会社の忘年会の幹事として、ススキノの居酒屋に下見に訪れた。忘年会は飲み放題付き1人3千円で、昨年と同じ価格に設したという。「ここは学生時代から通う居酒屋。高級店を選べば上司と後輩から怒られますから」と苦笑いを浮かべた。
忘年会の会費を抑える傾向は、ホテルでも同じ。札幌市中央区のホテルニューオータニイン札幌によると、昨年は飲み放題込みで1人当たり7千円の忘年会が多かったが、今年は千円安い6千円。宴会担当者は「お客さんも減っている。景気回復の兆しは、まったくない」とため息を漏らす。
費用を節約しようと社内で忘年会を開くケースもある。道内約60社の社員食堂の運営を受託する、どうきゅう(札幌)によると、昨年から、社員食堂で忘年会などの宴会を開く企業が増えたという。
今年11~12月、百貨店や金融機関を中心に計10件程度の忘年会の依頼があった。昨年より1人当たりの会費を抑える傾向にあり、食事代を千~2千円とする企業もある。人気の理由は割安で、出かける手間も省けるためだという。
忘年会の会費抑制に加え、食材の高騰で、各店の台所事情は厳しくなるばかり。札幌市中央卸売市場によると、野菜の1キロ当たりの卸売価格は4日現在、ハクサイが87~50円で前年同期比で20円前後上昇し、ダイコンも126~52円で同32円高い。ある居酒屋チェーン幹部は「既に食材費の仕入れ価格が1~2割ほど上昇している」と嘆く。
北海道新聞が4日、まとめた全道世論調査によると、今春以降、世帯の収入が減った」と答えた入の割合は27%で、「増えた」の4%を大きく上回った。
アベノミクス効果が道民の賃金にあまり波及していないとみられ、忘年会でも財布のひもは固そうだ。
客待ちのタクシーが目立つ=12月4日午後9時
(以上、北海道新聞より引用)
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北海道は不景気です。
札幌美容形成外科も不景気です。
北海道ではアベノミクス効果は感じられません。
毎日大変です。
ちょっとでも油断すると…
あっという間に赤字になります。
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美容形成外科は不要不急の医療です。
ふところ具合がさびしくなると…
行く気が失せます。
眼科の先生が白内障の手術をすすめても…
『まだ見えるから…』
『灯油代が心配だから…』
…というお年寄りが増えたと聞きます。
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まして…
『まぶたが下がって見えづらくても…』
『こんなの年取ったらあたりまえ…』
『お金をかける余裕はありません』
…となります。
みんなが反対する強行採決より、
景気をよくする法案を通してください。