医学講座

私の好きな言葉『仕事とは…』

 私の好きな言葉シリーズです。
 若者には無限の可能性がある
 決して諦めてはいけない
 …は旺文社大学受験ラジオ講座でお聞きした、
 勝浦捨造先生のお言葉です。
 次に好きなのは…
 サントリーのエール広告
 …に出ていた伊集院静さんが書かれた文章です。
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 2009年4月9日の院長日記でご紹介しました。
 その仕事は
 ともに生きるためにあるか
 職場とは
 ともに働き、
 生きる家である。
 仕事は長く厳しいが、
 いつか誇りと品格を得る時が必ずくる。
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 平成21年4月1日の朝日新聞朝刊に、
 サントリーの広告が掲載されました。
 その伊集院静さんが書いた文章が好評で、
 4月7日の朝日新聞夕刊に掲載されました。
 私もよい文章だと思いました。
 引用して掲載します。
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 その仕事は
 ともに生きるためにあるか
 新社会人おめでとう。
 君は今春、どんな仕事に就いただろうか。どんな仕事、職場であれ、
 そこが君の出発点だ。
 今、世界は経験したことのない不況にある。金を儲けるだけが、自分だけが富を得ようとする仕事が愚かなことだと知っていたはずなのに、暴走した。なぜ止められなかったのか。それは仕事の真の価値を見失っていたからだ。人を騙す。弱い立場の人を見捨てる。自分だけよければいい。それらは人間の生き方ではないと同時に仕事をなす上でもあってはならないことだ。仕事は人が生きる証しだ、と私は考える。働くことは生きることであり、働く中には喜び、哀しみ、生きている実感がたしかにある。
 だから出発の今、真の仕事、生き方とは何かを問おう。
 その仕事は卑しくないか。
 その仕事は利己のみにならないか。
 その仕事はより多くの人をゆたかにできるか。
 その仕事はともに生きるためにあるか。
 今何より大切なのはともに生きるスピリットではなかろうか。一人でできることには限界がある。誰かとともになら困難なものに立ちむかい克服できるはずだ。会社とは、職場とはともに働き、生きる家である。仕事は長く厳しいが、いつか誇りと品格を得る時が必ずくる。笑ってうなずく時のために、新社会人の今夜はともに祝おう。
その日のために、皆で、ハイボールで乾杯。

 その日のために、皆で乾杯。
 伊集院 静
 (以上、朝日新聞の広告より引用)
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 私もその通りだと思います。
 職場とは
 ともに働き
 生きる家である
 仕事は長く厳しいが
 いつか誇りと品格を得る時が必ずくる
 私はお酒はほんの少ししか飲みません。
 このサントリーの広告は気に入りました。
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 私のような個人経営のクリニックは、
 院長も職員も家族のようなものです。
 自分の子どもと過ごすより、
 長い時間を職員と共有し仕事をします。
 美容外科や形成外科は、
 見た目を治す仕事です。
 私はこの仕事が好きです。
 患者さんの喜ぶ顔を見るのが、
 生きがいです。
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 時にはクレームもいただきます。
 目に左右差がある
 腫れがまだ取れない
 つらいこともありますが、
 がんばって仕事をしています。
 生きるためです
 今日から年末まで毎日手術です。
 毎日、細心の注意を払って手術をしています。

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