医学講座
鼻の中の手術
今朝の札幌は雪です。
朝起きると、
窓の外が暗いのです。
外を見ると、、、
雪が降っています。
道路にも雪が積もっています。
北国の宿命です。
雪の季節がやってきました。
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昨日の院長日記でご紹介した、
鼻の研究会2015
一番ためになったのが、
耳鼻咽喉科の先生のご発表でした。
鼻の中は耳鼻科医です。
耳鼻科も進歩しています。
レーザーを使う手術も増えました。
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鼻の中は粘膜で覆われています。
その粘膜が炎症を起こして腫れたり、
アレルギーで腫れたりします。
ちょっとでも粘膜の具合が悪いと、
鼻がつまたっり、
息が苦しくなったりします。
鼻の調子が悪いと鼻声にもなります。
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鼻の中にレーザーを当てて、
粘膜を焼く治療があります。
レーザーで治療すると、
簡単に治ると思われがちですが、、、
簡単ではないことがわかりました。
鼻の中の手術も進歩しています。
内視鏡という機器を使って、
精度が高い手術ができるようになりました。
術者の腕にもよります。
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美容外科で鼻中隔の処置をして、
鼻の形を変える手術があります。
私たちは、
外から見た形だけを気にします。
鼻の中をしっかり見ておいて、
耳鼻科の先生にも診ていただいいて、
鼻の中のことも考えて手術をするべきです。
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腕のいい先生が手術をしても、
手術後しばらくしてから、
鼻が曲がることがあります。
鼻を支える土台がしっかりしていないと、
最初はよくても曲がってきます。
マンションの杭と同じです。
有名な美容外科だからといって安心はできません。
手術前に耳鼻科医の意見も聞くべきです。
とても勉強になった鼻の研究会でした。
大竹先生に紹介していただきました。
ありがとうございました。