医学講座
大同生命との協議①
2016年2月8日(月)虎門中央法律事務所の弁護士柴田征範さん、
大同生命の不動産部小林課長、山田係長が
高橋智法律事務所に来られました。
大同生命は、
この秋、長くても年内の立ち退きを希望しているとのことです。
大同生命からは、
不動産鑑定の結果、
借家権価格、1550万円、
移設費用、4950万円を提示されました。
私が院長日記で求めていた、
取り壊し半年前に取得した意図については説明がなく、
あらためて高橋智先生から伺っていただくことにしました。
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やっぱり私が考えていた通りの道筋です。
2019年秋竣工だと、
遅くても年内の立ち退きでないと間に合いません。
そもそもどうしてこんなことになったのか?
丁寧な説明がありません。
立退料と税金
2016年1月8日の院長日記に書いたように、
立退き料をもらっても、
半分は税金で無くなります。
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6500万円というと高額に聞こえますが、
医療法人札幌美容形成外科で一年間診療をすると、
そのくらいの金額は稼ぐことができます。
そこから薬代を払ったり、
従業員のお給料を払ったり、
家賃や光熱費を払います。
私はお金はいりませんと何度も言っています。
6500万円の立退き料では、
新しいクリニックは作れません。
入居するビルもありません。
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クリニックが入るビルには条件があります。
ビルの条件という、
2007年6月29日の院長日記に書いてあります。
天井高2800
個別空調
スプリンクラー工事
24時間出入り可能
給排水工事
麻酔余剰ガス
ガス滅菌機の排気
簡単にビルは見つかりません。
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私が腹立たしいのは、
大同生命という会社の経営方針です。
ご存知だと思いますが、
NHKの朝の番組で、
あさが来たをやっています。
NHKとしては20%を超える高視聴率です。
主人公の広岡浅子が大同生命の創立者です。
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あさが来たをうちの奥さんが見ています。
女性行員を登用したり、
女性が活躍する社会を作ったすばらしい方だと思います。
私だけならともかく、
コンタクトオフビルには、
2年前に♡念願のお店♡を持たれて、
リラクゼーション店を経営していらっしゃる女性もいます。
大同生命さんに言います。
お金はいりません。
この秋、長くても年内に追い出したいなら、
まず私たちに新しい診療所と店舗を準備してください。
私は追い出されるのには慣れています。
48歳の時に札幌医大を追い出されました。
創業者が泣いていますよ!