医学講座

ビル建替え2016

 平成28年1月6日15:30に電話がありました。
 番号を見ると、
 03-3272-6335*3605
 見たことがない番号です。
 3605は内線番号のようです。
 大同生命不動産部の山田さんという男性でした。
 コンタクトオフビルの件で用事があるとのことでした。
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 以前はネームディスプレイというNTTのサービスがあったので、
 かけてきた会社名がわかりました。
 今はナンバーディスプレイだけです。
 どこの会社か電話番号だけではわかりません。
 不動産屋さんからの営業電話も多く
 忙しい時にかかってきて、
 迷惑している同業者もたくさんいます。
 どうやら本物の大同生命のようです。
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 用件を聞くと、
 札幌美容形成外科が入居している、
 コンタクトオフビルを、
 大同生命が取得し、
 平成28年1月29日に所有権移転登記をする。
 そちらにご挨拶に行きたいという電話でした。
 ご挨拶と言っても、、、
 私は忙しいので断りました。
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 要は、お隣の大同生命が、
 コンタクトオフビルを購入したのだったら、
 大同生命ビルを建替える時に、
 このビルも建替えるのでしょう?
と聞くと、
 そうだということでした。
 あぁ、新年早々やれやれです
 私の専門は医療です。
 ご挨拶に来てもらっても、
 私は忙しいので、
 弁護士の高橋智先生に話してくださいと伝えました
 一月は繁忙期です。
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 ビル建替えでは、
 何度も大変な思いをしました
 最初は開業して3年目の2007年でした。
 その時は何もわからず狼狽しました。
 2016年1月6日に電話をくれた山田さんは、
 山田健(やまだたけし)さんという大同生命の社員で、
 宅建の免許を持っていらっしゃる、
 不動産の専門家のようでした。
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 そういえば、
 昨年秋に、
 帝国データーバンクの澤田さんから電話がありました。
 大同生命が札幌美容形成外科の調査を依頼したのだろうとピンときました
 さすがの帝国データーバンクも、
 札幌美容形成外科の院長日記を全部読んではいなかったらしく、
 ビル建替えで
 こちらが強力な弁護士さんに依頼していることまで、
 報告書に書かなかったようです。
 (私の推測です)
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 私が調べたところ、
 大同生命は平成27年12月に株式会社コンタクトオフと売買契約をして、
 コンタクトオフビルの土地建物を取得しました。
 平成28年1月29日に所有権移転登記を、
 札幌法務局にします。
 これからは大同生命さんが大家さんです。
 私は医療に専念し、
 患者さんへの医療サービスの継続、
 従業員の雇用を守ることに全力をつくします。
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 宅建の免許を持った大同生命不動産部の山田健さんも、
 札幌美容形成外科のような、
 手術室を備えたテナントの立ち退きが、
 どんなに大変なのかご存知なかったようです。
 前に試算したところ、
 代替ビルを準備して、
 新たに建設したビルに戻ると、
 その費用だけで1億円を超えました。
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 札幌に最近建設された、
 明治安田生命札幌大通ビル、
 札幌三井JPビルディング、
 どちらも最後まで残ったのは、
 胃腸科と歯科の医療機関でした。
 そのことも私が教えてあげるまで、
 大同生命不動産部の山田健さんはご存知ありませんでした。
 患者さんにはご迷惑をおかけしません
 どうかご安心ください
 改築計画については、
 その都度詳しく院長日記でご報告いたします。

“ビル建替え2016”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    拝読していくうちに
    うろたえました。

    でも先生はなんにでもお詳しいですし
    優秀な弁護士さんもついてるし
    大丈夫ですよね。

    でも心配ですね。
    繁忙期なのに心乱されたくないですよね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。古くても住み心地のいいビルです。オーナーチェンジはこれで4回目なので慣れました。弁護士さんに一任が一番です。たとえ裁判になっても自分は裁判所に行く必要はありません。大変なのは信頼できる弁護士さんを見つけるまでです。今は高橋智先生がついているので百人力ではなく一万人力です。

  2. さくらんぼ より:

    何回も同じような話が出て 名前が変わっただけで安堵したりでしたが、正月早々大変でしたね。 先生の手術室など全部移転しなければならなくなったらお休みしなければならなくなりますよね。 ただでさえ忙しい先生、どうか高橋智先生、本間先生を助けてください。m(_ _)m

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。病院の手術室の移転は事務所などと違って、すべて新しい設備を作って、そこに備品だけ移すというスタイルです。問題なのは天井高が2800と高く、空調も各部屋毎に温度設定ができるというところです。間仕切りを天井までつけるので各部屋に火災報知機・スプリンクラーを設置します。この設備費が膨大になります。水を使うので床の工事も必要です。大同生命という大きな会社の不動産部門で宅建の免許も持った人らしいですが、正直なところ詳しくなかったです。平成31年秋竣工という工期が決まっているので、札幌美容形成外科一軒だけでも残っていると全体のプロジェクトが遅れます。大通り公園にある明治安田生命札幌大通ビルは一軒の胃腸科のためにビル全体の改築が何年も遅れました。私が見ただけで明治安田は数十億は損をしています。弁護士の高橋智先生の活躍を楽しみにしています。私は手術に専念します。

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