医学講座
父親が転院しました
尻餅をついて、
左大腿骨頚部骨折を受傷した89歳の父親が、
昨日リハビリテェーションの病院に転院しました。
最初の病院では手術を断られてしまい、
このまま一生寝たきりか?と心配していました。
2016年1月13日に手術をしていただきました。
高齢で腎機能が悪くリスクが高い患者です。
私なら引き受けたくないです。
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手術は成功しました。
麻酔からの覚醒も早く、
手術直後から痛みが無くなりました。
ちょっとの体動でも痛がっていたのに、
手術で痛みが無くなりました。
術前からリハビリがはじまり、
術後も翌日からリハビリをしていただきました。
■ ■
夜間に騒ぐという想定外のトラブルもありました。
病棟の看護師さんにはほんとうにご迷惑をおかけしました。
申し訳ございませんでした。
私もできるだけ病院に行きました。
この10年間で、
一番親父の顔を見た3週間でした。
爪切りと、
食事介助と、
髭剃りをしました。
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昨日転院させていただいた病院は、
なんと昔、親父が働いていた場所にある病院です。
私が小学校2年生まで住んでいた手稲金山です。
今は名前も違っていますが、
病院から見える山や川は同じです。
親父に、
『じいちゃん手稲療養所だよ』と言うと、
あぁ、
あそこに3病棟があったと答えました。
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私が子どもの頃は、
石炭を使ったボイラーでした。
ボイラー技師の方が、
24時間石炭を燃やして、
手稲療養所の、
暖房と給湯に使っていました。
ボイラー技師の方の名前も覚えていました。
リハビリも毎日3回も行ってくださるそうです。
なつかしい病院でリハビリをしていただき、
早く退院できるといいです。
高齢の親父を手術していただき感謝しています。