医学講座
大同生命からの文書
平成28年1月9日、次の文書が大同生命から届きました。
簡易書留です。
「コンタクトオフビル」建替に関するご通知
拝啓 平素は、当ビルの運営管理にご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当ビルは竣工から既に54年が経過し老朽化が進むとともに、昨今の新築ビルと比較し耐震面や防災面等をはじめとする建物基本性能が著しく劣後してきております。
今後は、札幌駅前通の発展のため、当ビルにつきましても、大同生命保険株式会社に売却したうえで建替えを計画中の札幌大同生命ビルと一体で建替えを行うことが最良との判断に至りましたので、この旨、本書をもってご通知申し上げます。
本件の詳細説明については、今後、大同生命保険株式会社から行いますのでよろしくお願い申し上げます。
敬具
コンタクトオフ株式会社
代表取締役 柳 寛史
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拝啓 貴社におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
コンタクトオフビルの老朽化等への対応策について、コンタクトオフ株式会社様と協議し、また、専門家を交え検討しましたところ、上記のとおり、同ビルを購入のうえ札幌大同生命ビルと一体で建替えを行うこととなりましたのでご通知申し上げます。
本件の詳細につきましては、近日中にご説明させて頂く所存でおりますが、お問い合わせ等がおありの場合には、今後、下記の照会先までご連絡を頂きたくお願い申し上げます。
敬具
大同生命保険株式会社
代表取締役 工藤 稔
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本件に関する照会先
〒103-6031 東京都中央区日本橋2丁目7番1号
大同生命保険株式会社 不動産部 担当:山田、野原
連絡先:TEL 03-3272-6335 携帯 080-1494-9989
FAX 03-3272-6577
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簡単な文書です。
立退き交渉というのは、
とても厄介なものです。
私たちはこのビルで医療や営業をし、
サービスを提供して生計を立てています。
私は院長ですが、
従業員もいます。
患者さんもいます。
こんな医者でも頼って通ってくださる患者さんがいます。
開業11年で1万人を超えています。
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コンタクトオフビルには、
美容室もネイルサロンも、
リラクゼーションのお店もあります。
はっきり言って、
大同生命は交渉の仕方が超下手です。
こんな文書を送られると、
大同生命からの宣戦布告に聞こえます。
俺は大金持ちの大同生命だ、
おんぼろのお前のビルを買ったぞ、
建て直すから出て行け!
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大同生命HPに社長さんの言葉が載っています。
当社は、より多くの企業経営者・個人事業主のみなさまを様々なリスクからお守りするため、経営者を取り巻く環境変化等を踏まえた商品の開発・お客さまサービスの向上に取組んでおります。
代表取締役社長 工藤 稔
大同生命は中小企業の味方らしいです。
社長さんに伺いたいです、
半年で出て行けと言われても、
私たちはどこで営業をすればいいのですか?
お客さんには何と説明すればいいのですか?
コンタクトオフビルの店子はみんな困っています。