医学講座
店子の気持ち
大金持ちの大同生命には、
小さな店子の気持ちはわからないと感じます。
私たちは、
この古いビルで、
毎日、汗水たらして働いています。
古いのはわかっています。
古くても愛着があるのです。
何百年も前に建てられた、
お城や寺院はまだ健在です。
■ ■
私たち店子は、
大金持ちの大同生命から立退料をもらうより、
今の生活を壊したくないのです。
せっかく通ってくれるお客さんができたのに、
また来たらお店が無かったら?
お客さんはどこかに行ってしまいます。
大同生命は大金持だから、
コンタクトオフビルの老朽化なんて、
簡単に言ってくれます。
■ ■
老朽化でわるかったね。
年取っても、
元気で働いている人はたくさんいます。
工藤稔社長さん、
失礼だよ。
あんたは大金持ちかもしれないけど、
そのお金はお客さんのお金だよ。
私はこう言ってやりたいです。
株主総会で言ってやりたいです。
■ ■
大同生命札幌ビルの店子さんは、
1階のJTBをはじめとして、
半分以上は移転しています。
私が見たところ、
お隣のビルは今年秋までには、
取り壊し工事が始まります。
コンタクトオフビルは、
全館満室です。
■ ■
美容室やネイルサロン、
リラクゼーションのお店もあるので、
若い女性がたくさん来店されます。
海外から来る観光客は、
パンフレットに載っている、
雪印パーラーのジャンボパフェの前で、
よく記念写真を撮っています。
大同生命にとっては、
ちっぽけなおんぼろビルでも、
そこにはたくさんの人たちの生活がかかっています。
工藤稔社長さん、
この院長日記にコメントをくださいな!
株主も取引先も読めるのですょ!