医学講座

店子の気持ち

 大金持ちの大同生命には、
 小さな店子の気持ちはわからないと感じます。
 私たちは、
 この古いビルで、
 毎日、汗水たらして働いています。
 古いのはわかっています。
 古くても愛着があるのです。
 何百年も前に建てられた、
 お城や寺院はまだ健在です。
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 私たち店子は、
 大金持ちの大同生命から立退料をもらうより、
 今の生活を壊したくないのです。
 せっかく通ってくれるお客さんができたのに、
 また来たらお店が無かったら?
 お客さんはどこかに行ってしまいます。
 大同生命は大金持だから、
 コンタクトオフビルの老朽化なんて、
 簡単に言ってくれます
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 老朽化でわるかったね。
 年取っても、
 元気で働いている人はたくさんいます。

 工藤稔社長さん、
 失礼だよ。

 あんたは大金持ちかもしれないけど、
 そのお金はお客さんのお金だよ
 私はこう言ってやりたいです。
 株主総会で言ってやりたいです。
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 大同生命札幌ビルの店子さんは、
 1階のJTBをはじめとして、
 半分以上は移転しています。
 私が見たところ、
 お隣のビルは今年秋までには、
 取り壊し工事が始まります。
 コンタクトオフビルは、
 全館満室です。
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 美容室やネイルサロン、
 リラクゼーションのお店もあるので、
 若い女性がたくさん来店されます。
 海外から来る観光客は、
 パンフレットに載っている、
 雪印パーラーのジャンボパフェの前で
 よく記念写真を撮っています。
 大同生命にとっては、
 ちっぽけなおんぼろビルでも、
 そこにはたくさんの人たちの生活がかかっています。
 工藤稔社長さん、
 この院長日記にコメントをくださいな!

 株主も取引先も読めるのですょ!
20160111-2

全館満室

20160111-1

半分以上撤退

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