医学講座

食事介助に行きました

 自他共に認める、
 親不孝な私です
 実家にもめったに行きません。
 でも、
 さすがに、
 手術後だけは
 親父のところに行きました。
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 主治医の先生から丁寧に説明をしていただきました。
 看護師さんはてきぱきと、
 手術後の状態を観察してくださり、
 実に素晴らしい病院です。
 理学療法士の先生も、
 一日に何度もいらしてくださいます。
 頭が下がります。
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 医師である私にできることは、
 恥ずかしながら…
 爪を切ったり、
 ひげを剃ったりすることです。
 手術後に、
 夜間せん妄になると困るので、
 手術日の夜は22:30まで病室にいました。
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 家族が話しかけると、
 89歳の老人も反応します。
 FaceTimeで、
 孫とも話しました。
 おじいちゃ~ん、わかる?
 可愛い女の子の声には、
 89歳のおじいさんもよく反応します。
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 おじいちゃ~ん、痛い?
 痛くない
 前日まであんなに痛がっていたのに、
 手術で固定していただいたおかげで、
 まったく痛がらなくなりました。
 不思議なものです。
 痛み止めも使っていません。
 すごいです。
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 昨日は休診日だったので、
 朝8:00の朝食から、
 夜18:00の夕食まで、
 私が食事介助をしました
 主治医の先生は、
 私が病院に着いた8:00にはもう病棟でお仕事でした。
 夜も19:00過ぎまで病棟にいらっしゃいました。
 大変なお仕事です。
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 私の食事介助は、
 おじいさんのお粥の係りです。
 父方の祖母は、
 愛知県岡崎市の出身です。
 父が小さい頃から、
 家に八丁味噌はっちょうみそがありました。
 父はごはんに、
 八丁味噌はっちょうみそをのせて食べるのが好きです。
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 私が小さい頃から、
 よく八丁味噌はっちょうみそをつけていました。
 子供の私は正直に言って嫌いでした
 89歳になっても、
 八丁味噌はっちょうみそで味付けをしたお粥は、
 おいしいと言ってよく食べます。
 息子の私がスプーンで食べさせました。
 母親にもできそうなのですが、
 骨折で倒れた父親の介護で腰を痛めて、
 腰痛になって病院に来れません
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 89歳と87歳を実感しました。
 もうマンションで2人暮らしは無理なので、
 どこかの施設を見つけます
 昨年のクリスマスイヴには元気だったのに、
 下り坂を転げ落ちるように、
 あっという間に要介護です。
 これ以上転げ落ちないように、
 何とか阻止しようと思っています。

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