医学講座
平成28年度診療報酬改定説明会
今日は朝9:30から、
札幌コンベンションセンター大ホールで、
平成28年度診療報酬改定説明会がありました。
2年毎の診療報酬改定のたびに、
たくさんの人が集まって開催されます。
前回は2014年3月21日に、
平成26年度診療報酬改定説明会がありました。
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今年は、
一人目の説明者が、
集団的個別指導2015で、
とてもためになるお話しをしてくださった、
厚生労働省北海道厚生局医療課、
指導医療官の佐野晋司先生でした。
佐野先生は、
9:40~10:50まで70分間、
一回も休まずに話しを続けられました。
大変だったと思います。
原稿棒読みではありませんでした。
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私が感じたのは、
厚生労働省が準備した膨大な資料を、
少しでもわかりやすく伝えたいという佐野先生の熱意でした。
他のお役人と違いました。
パワーポイントの資料は、
平成26年と同じで最悪でした。
資料を入り口で配布されました。
A4のコピー用紙に両面印刷です。
字が小さく読めません(A4一枚に4つの画像です)。
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今年もこの説明会の通知が来たのが、
平成28年2月19日(金)でした。
平成28年3月20日(日)は診療予定だったのに、
この説明会のために急遽休診にしました。
毎回腹立たしい思いです。
今年の改定の主な部分は、
地域包括ケアシステム
医療機能の分化・強化、連携です。
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はっきり言って、
私たちのような開業医(無床診療所といいます)には、
90%以上は関係のないことばかりでした。
最後にお役人が言われたことは、
今日の説明会ではすべてを網羅していません。
厚生労働省からの通達を読んで、
各医療機関毎にご確認ください。
じゃあ、何のために高いお金をかけて説明会を開催したの?
もう今度から来ないょ。
…と言いたい気分でした。
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厚生労働省北海道厚生局医療課、
指導医療官の佐野晋司先生が発表者でなければ、
また文句を言いたいところでした。
厚生労働省に言います。
パワーポイントの資料を配布するくらいなら、
インターネットのサイトから、
ダウンロードできるようにしなさい。
iPadで見ながら、
説明を聞いたほうがよっぽどわかりやすいです。
今日はあまりためになるお話しは聞けませんでした。