二重・眼瞼下垂
ミュラータッキング法2016
眼瞼下垂症手術は難しいです。
術者によって、
切る方法も、
切る長さも、
皮膚切除の量も、
全て違います。
患者さんの年齢によっても違います。
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まぶたを上げる筋肉の固定法も違います。
第27回日本眼瞼義眼床手術学会が開催された横浜には、
西條正城さいじょうまさくに先生という有名な先生がいらっしゃいます。
形成外科や美容外科で、
西條先生のお名前を知らなかったら勉強不足です。
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ミュラータック法(西條法)という手術法の開発者が西條先生です。
Muller tuck法
ミュラータック法
ミューラータック法
いろいろな名前で呼ばれています。
西條先生のHPに詳しく書かれています。
当然のことですが、
横浜市大で勉強された先生は西條法をなさる先生が多いです。
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第110回日本美容外科学会報告②に書いたように、
日本形成外科学会や日本美容外科では、
いつも、
松尾清先生と、
西條正城先生の熱い討論がありました。
第27回日本眼瞼義眼床手術学会では、
【ランチョンセミナー】
CO2レーザーを用いたExtended Muller Tucking
演者:宮田信之先生(岡田眼科)がありました。
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西條先生が開発された、
ミュラータッキング法を、
更に改良され、
Extended Muller Tuckingという方法です。
この、
Extended Muller Tuckingという名前をつけてくださったのが、
第110回日本美容外科学会会長の、
宇津木龍一先生だと宮田信之先生から伺いました。
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西條正城先生がミュラータック法をはじめられたのは、
ある外国雑誌に掲載された眼瞼下垂症の論文を読んで、
すばらしい方法だと感銘を受け、
わざわざ外国まで手術を見学に行かれたと、
学会で西條先生から伺ったことがありました。
眼瞼下垂症が難しいのは、
下垂の原因が一つだけではなく、
患者さんによって原因も症状も違うからです。
眼瞼下垂症手術をしている先生は、
ぜひ日本眼瞼義眼床手術学会に参加してください。
眼瞼の手術が好きな先生が集まっています。