医学講座
医師国家試験合格発表2016
平成28年3月21日に届いた、日経メディカル(電子版)の記事です。
今年の医師国家試験、合格率は91.5%
厚生労働省は2016年3月18日14時、第110回医師国家試験(2016年2月6~8日実施)の合格発表を行った。
今回の受験者数は9434人(前回は9057人)で、合格者数は8630人(同8258人)。合格率は91.5%(同91.2%)と昨年を上回った。受験者のうち、新卒者は8660人で、合格率は94.3%(前回は94.5%)だった。合格者のうち、男性は5802人(合格率90.7%)、女性は2828人(合格率93.2%)だった。
厚生労働省の講堂で行われた合格発表会場には、受験者や家族が訪れた。なかでも複数人で連れ立って訪れる受験者の姿が目立った。14時の発表とともに、開始前方の長机に置かれた閲覧用合格者番号リストで合否を確認した。合否は厚生労働省のWebサイトでも確認できる。
大学別の合格率は、下ページに表で掲載している。
今回の合格基準は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点としたとき、(1)必修問題については200点中160点以上(ただし、必修問題の一部を採点から除外された受験者は、必修問題の得点について総点数の80%以上とする)、(2)必修問題を除いた一般問題および臨床実地問題については、一般問題が199点中125点以上、臨床実地問題が594点中388点以上、(3)禁忌肢の選択数が3問以下――とされた。
(以上、日経メディカル【電子版】より引用)
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医師国家試験は過酷です。
知識の詰込記憶力テストと言っても過言ではありません。
とにかく、
約半年くらいの間は、
寝る時間も惜しんで、
国家試験問題のことばかり考えていないと、
受からない試験です。
出題委員の教授でも、
全問正解できる先生はいないと思います。
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ここで注目していただきたいのが、
大学別合格率です。
大学受験の偏差値の順番と、
医師国家試験合格率には相関がありません。
俺、頭悪いから、
国家試験無理ということはありません。
寝ないで勉強する根性があれば受かります。
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もう一つ、
人生の先輩としてこっそり教えます。
国家試験に落ちても、
♡立派な先生♡になっている医師がたくさんいます。
国家試験に落ちて再受験して、
医学部の教授になった先生も、
病院長になった先生もいます。
決して諦めないことです。
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北海道では、
入学試験の難易度は、
①北大医学部
②札幌医大
③旭川医大
この順番です。
国家試験合格率は、
①札幌医大96.2%
②旭川医大91.4%
③北大医学部90.4%
ちなみに
東大医学部89.3%
慶応医学部93.8%
自治医大99.1%
人生なんてこんなもんです。