医学講座
第126回日本美容外科学会(新潟)②
第126回日本美容外科学会(新潟)
組織会長は、
やまもと形成外科クリニックの
山本光宏先生です。
先生のご略歴です(HPより引用)。
1985年 長崎大学医学部卒業
1985年 長崎大学医学部形成外科教室入局
1991年 同助手
1994年 オーストラリア、王立アデレード大学留学
世界最先端の頭蓋顎顔面外科と美容外科の医療技術を治める。
1997年 新潟大学医学部付属病院形成外科勤務
1999年「やまもと形成外科クリニック」開院
1999年 新潟大学医学部非常勤講師
2008年 香川大学医学部非常勤講師
2016年 第126回日本美容外科学会組織会長
素晴らしい先生です。
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昨日の市民公開講座では、
若く見える人と老けて見える人の違いを講演されました。
会場には、
山本先生のファンと思われる、
多数の(年齢より)若く見える女性がいらしてました。
山本先生の講演は、
いきなり手術をすすめるのではなく、
簡単な日常のお肌の手入れ法から、
専門的な若返りまで実に丁寧に解説されていました。
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山本先生の講演をお聞きして印象に残った言葉は、
先生との相性です。
形成外科専門医を取得して、
美容外科を開業している先生でも、
こわい先生や、
聞きにくい先生がいます。
私も他人のことは言えません。
♡山本光宏先生成功の秘訣♡は、
親切丁寧でやさしいだと感じました。
素晴らしい学会をありがとうございました。
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今日の本題です。
私が新潟まで来た目的は、
◆シンポジウム
「眼瞼下垂症 保険診療からの治療法と自由診療からの治療法その違いと共通点」
を聴くためです。
いいテーマで活発な討論がありました。
私も質問をさせていただきました。
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座長 倉片 優先生(クリニカ市ヶ谷)
「眼瞼下垂症手術-保険診療の立場から」
・村上正洋先生(日本医科大学武蔵小杉病院形成外科)
「私が行っている保険診療での眼瞼下垂手術」
・志田山了一先生(志田山形成外科)
「眼瞼下垂手術、私が失敗から学んだこと」
・島倉康人先生1)2)池田欣生先生1)
(北里大学病院形成外科・美容外科1)
(東京皮膚科・形成外科2)
「違いは片眼ずつ行うか両眼同時に行うか、共通点はわずかな左右差を受忍させることにある」
・土井秀明先生(こまちクリニック)
「美容外科クリニックにおける上眼瞼手術での挙筋腱膜手術の有用性」
・大口春雄先生(八事石坂クリニック)
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私が毎日している眼瞼下垂症手術です。
私は保険診療でしかしていません。
保険診療でも、
自由診療に負けない仕上がりを目指しています。
結果がいい患者さんが大部分ですが、
満足できない患者さんもいらっしゃいます。
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美容外科でも形成外科でも、
術者はみんな苦労して手術をしています。
今回の学会でも、
どの先生も苦労して、
いい結果を出していらっしゃいました。
とても勉強になりました。
また明日からの診療に役立てたいと思います。
山本光宏先生ありがとうございました。