医学講座
日焼けの痛みにおむつかぶれの薬
3連休も今日で終わりです。
北海道は涼しいですが、
本州は暑かったと思います。
これからの季節、
子供さんと海に行くこともあると思います。
楽しく遊んでいると、
肌が真っ赤になるほど日焼けをしてしまい、
夜になってから痛くて眠れないことがあります。
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大人でも、
背中全面の、
焼けるような痛みはつらいです。
冷たいシャワーを浴びても、
また痛くなって眠れません。
小さな子供さんだとなおさらです。
痛くて眠れません。
『ママいたいよぉ~』と言われて、
ごめんねごめんねと言ってタオルで冷やしても、
ほんの一次的なものです。
■ ■
そんな子供さんに、
小児科でもらったおむつかぶれの薬が効くことがあります。
肌が真っ赤になった日焼けは、
Ⅰ度熱傷いちどねっしょうです、
このやけどにステロイド外用薬が効きます。
小児科の先生がくださったおむつかぶれの薬に、
弱いステロイド軟膏が入っていると、
日焼けの痛みに効きます。
■ ■
リゾート地で、
夜間に病院に行くこともできず、
真っ赤になった肌が痛くてぐずっている子供さん。
もしおむつかぶれの薬があったら、
ちょっと塗ってあげてみるといいです。
ちょっと塗ってみて
子供さんの反応をみて、
効果があるようでしたら、
赤いところ全面に塗ってください。
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痛みが和らいで、
すやすや眠ってくれると思います。
おむつかぶれの薬以外に、
アトピー性皮膚炎やかぶれにつける、
弱いステロイド剤も効きます。
ステロイド剤が肌の炎症をおさえるからです。
炎症がおさえられると
痛みがやわらぎます。