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札幌西武跡にホテル併設ビル_ヨドバシ検討

 平成28年7月16日、北海道新聞朝刊の記事です。
 札幌西武跡にホテル併設ビル ヨドバシ検討
家電量販店大手のヨドバシカメラ(東京)がJR札幌駅南口に所有する旧札幌西武跡地(札幌市中央区北4西3)に、自社店舗のほか、ホテルを併設する複合ビルの建設を検討していることが7月15日、分かった。札幌市なども関わる再開発事業として、隣接するビルの建て替えを含めた区画の一体開発を行い、2020年代前半の開業を目指す考えだ。
 同社幹部は北海道新聞の取材に対し、ホテル併設型のビル建設を検討していることを認めた上で、「具体的な計画はこれから札幌市などと話し合って進めていく」と述べた。
 これまでヨドバシは、西武跡地に自社の新店や、飲食、物販などの外部テナントを入れた商業ビルの開発を計画していた。しかし、 外国人観光客 の急増で札幌市内のホテル需要が高まっていることから、ホテルも併設する方向で検討。運営は、ホテル業者を誘致して委託するとみられる。
 新ビルの自社店舗は、現在賃貸で入居している札幌駅西側の「ヨドバシカメラマルチメディア札幌」の売り場面積(約1万2千平方メートル)を上回る規模にする考え。今後の景気動向などにもよるが、当面は札幌市内2店体制を維持する方向で検討している。
 西武跡地がある区画には、北海道建設業協会が事務所を構える北海道建設会館などのビルが並んでいる。ヨドバシはこれまで、単独での開発を前提にしてきたが、札幌の街づくりにも関わる重要な開発になることから、行政や周辺関係者と連携することが得策と判断したもようだ。一体開発にしたい意向は、既に同協会にも伝えている。
 旧札幌西武は2009年に閉店。ヨドバシは2011年に旧札幌西武の土地約6300平方メートルと建物をそごう・西武(東京)から約85億円で取得した。その後、建物を解体して更地にし、一部を駐車場として利用している。
 ヨドバシ西武跡地にホテル検討 札幌駅前再開発加速も
 「札幌の顔」といえる場所にありながら、5年以上にわたり開発が進んでいないJR札幌駅南口の旧札幌西武跡地。土地を所有する家電量販店大手のヨドバシカメラ(東京)が、ホテル併設も視野に2020年代前半の複合ビル開業に向け動き始めたことで、周辺の再開発が一気に加速する可能性が出てきた。
 ヨドバシが旧札幌西武の土地、建物を取得したのは2011年1月。当初はビルを早期に建て替え、2013年にも商業ビルを開業する計画だったが、 東日本大震災 の影響でテナント誘致などが難航し、計画を凍結。その後は、開発に既に着手していた仙台の店舗などに注力し、札幌駅前に広がる約6300平方メートルの土地の大半は更地のまま「塩漬け」となっていた。
 駅前の一等地が更地であり続けることに、ヨドバシ幹部は「注目されている土地だとは認識している。そう時間はかけていられない」と述べ、最近になって札幌市と調整を始めたことを明らかにした。
 一方、西武跡地がある区画には北海道建設会館など複数のビルが並び、経済活性化や街づくりの観点から一体的な開発ができるか注目されていた。こうした中、ヨドバシが札幌市と連携して周辺ビルも含めた一体開発を進める動きを見せたことに、複数の関係者からは歓迎の声が上がっている。新ビル開業を機に、全国的にも知名度が高い飲食店や、ブランド店などの新規出店を期待する声もある。
 ホテル併設は、 外国人観光客 の需要を当て込んだものだが、不動産開発大手の 森トラスト (東京)が札幌・大通地区で海外富裕層向けのホテル建設を表明しているなど、競争激化も予想される。ヨドバシは今後の外国人観光客の動向や採算見通しを踏まえ、計画を慎重に判断するとみられる。
20160716

(以上、北海道新聞より引用)


      ■         ■
 札幌西武が閉店してから
 もう7年になります。
 空き地のままです。
 冬はロードヒーティングもなく、
 雪が積もっています。
 春先には最後まで雪が残っています。
 お隣の北海道建設会館には、
 北海道新幹線の看板が大きく出ています。
      ■         ■
 ヨドバシカメラが2011年1月に土地を取得し、
 2011年3月11日に東日本大震災が起きました。
 札幌駅前地下歩行空間の開通が、
 2011年3月12日でした。
 札幌駅前通りの人の流れが変わりました
 地上を歩く人より、
 地下を歩く人が圧倒的に多くなりました。
 ビルの人気も変わりました。
 ちかほ直結のビルは全館満室です
      ■         ■
 北海道新聞の解説には、
 ヨドバシが札幌市と連携して周辺ビルも含めた一体開発を進める動きを見せたことに、
 複数の関係者からは歓迎の声が上がっている。

 …と書いてあります。
 私もヨドバシカメラの方針に賛成です。
 2020年代前半の開業でしたら、
 まだ十分に時間もあります。
 私のところの大同生命は、
 突然電話をかけてきて半年後には出て行けです
 2016年7月25日(月)13:30から第2回口頭弁論が札幌地裁であります
 事件番号 平成28年(ワ)第816号
 建物明渡請求事件
 原告 大同生命保険株式会社
 被告 医療法人札幌美容形成外科
 期日 平成28年7月25日(月)午後1時30分
 場所 703号法廷(7階)

 2016年6月20日HTB北海道テレビの番組、
 イチオシ!
 どう変わる札幌中心部再開で取材を受けました。
 YouTubeでご覧いただけます
20160620

“札幌西武跡にホテル併設ビル_ヨドバシ検討”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    西武が閉店してもう7年も経ちましたか。
    閉店セールに行ったのが
    そんなに前とは思いませんでした。

    昨年知人に更地になってる事を
    聞きました。
    とても気になってることの1つでした。
    なんせ一等地ですから。

    今月裁判ですね。
    裁判はどの位かかるのでしょう。
    先生は毅然とされてますが私は心配してます。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。大同生命との裁判、相手から訴えられたのでこちらも闘います。ヨドバシのように何年もかけて準備すべきだと思います。ご心配いただきありがとうございます。がんばります。

  2. さくらんぼ より:

    先生はコンタクトオフビルの建て替えには賛成ですがその期間が短すぎるというのですね。では建て替えが平成31年になったとしたら 建て替えている間のクリニックはどうなるのでしょうか?すみません映像みてないので、駅のすく近くで目印もありわかりやすいのに。雪印バーラーはどうされるのでしょうか?

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私はビルの建替えはいずれは必要だと思います。ただマイナス金利政策の影響で資産運用をしなければいけなくなった生命保険会社の都合で、古いビルを急に取得して半年で出て行けあまりに乱暴なやり方だと主張しているのです。ヨドバシカメラのように手順を踏んで、店子の事情も考えてやるべきです。雪印パーラーの移転先も決まっていないと思います。大同生命ビルの地下でも飲食店が一軒残って営業をされています。

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