昔の記憶
北海道、交通網寸断
平成28年9月2日、朝日新聞朝刊の記事です。
北海道、交通網寸断 ジャガイモなど農作物の流通に影響
北海道では橋が流されるなどして、交通網が寸断されている。
台風10号の来襲の前に、北海道には8月、三つの台風が上陸した。続く台風の影響でJR北海道の運休区間は拡大しており、1日は201本が運休した。道央と道東地方を結ぶ大動脈であるJR根室線は、新得町などで複数の橋が流され、復旧には1カ月以上かかると見られている。
止まっていた道東自動車道は1日、通行止めが解除された。札幌と道東を結ぶ高速バスや航空便が増便されたが、この日はほぼ満席だった。帯広市のバスターミナルでは札幌行きの高速バスの切符を求める列が一時、100人近くになった。同市の女性(64)は途中で並ぶのをあきらめた。「復旧がいつになるか分からないならもっと代替バスは出ないのでしょうか」
農産物の流通にも影響が出ている。
JR根室線では例年ならこの時期、国内有数の農業地帯の十勝地方から本州に向け、ジャガイモやスイートコーンなどを満載した貨物列車が1日16本走る。だが運行できていない。
タマネギの産地のオホーツク地方を走る石北(せきほく)線も一部区間で運休が続くため、JR貨物は1日、トラックによる代行輸送を強化すると発表した。運休が長引けば、担当者は「トラック運転手の確保に悩むことになるかもしれない」と気をもむ。
(以上、朝日新聞より引用)
■ ■
北海道が大変なことになっています。
札幌⇔帯広・釧路はJRが止まっています。
上の写真は、
JR北海道の特急列車が走る線路です。
私も、
釧路労災病院形成外科
JA帯広厚生病院形成外科に勤務していた時に、
何度も乗車したJR北海道の特急列車です。
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昨日の札幌市内では、
高速バス乗り場に、
長い列ができていました。
高速バスは全席予約制です。
増便しても限度があります。
農作物や、
漁業への被害も出ています。
昨日は防災の日だったのに、
とんでもないことになってしまいました。
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北海道は、
寒さ対策とか、
雪への対策は得意だと思います。
ところが、
台風や、
大雨、
風には、
弱いと思います。
北大のポプラ並木も、
昔のようには戻っていません。
被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。