医学講座
コロナ 血栓リスクに要注意
今日は2020年5月19日(火)です。
札幌はリラ冷えが続いています。
寒いです。
新型コロナの影響が続いています。
私は国の対応に不満です。
反応が遅いです。
一刻を争う治療なのに、、、
もたもたしていると患者さんが亡くなってしまいます。
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2020年5月18日のYahoo!ニュースです。
コロナ、血栓リスクに要注意 厚労省が診療の手引改訂
厚生労働省は18日、新型コロナウイルス感染症の患者の診療に当たる医師らに活用してもらう診療の手引を改訂したと発表した。患者は肺の血管に血栓ができて呼吸不全につながる恐れがあるとして注意を呼び掛けた。
軽症から重症まで段階に分けて症状や診療のポイントを初めて分類。欧米で血管に炎症が起きる川崎病のような症状が子どもに報告されていることも盛り込んだ。
手引は感染症や集中治療の専門家が国内外の報告や研究を基に作成した。新型コロナによって起きる病気の特徴や治療法、院内感染対策をまとめていて、今回は3月17日に出した第1版を改訂した。
(以上、Yahoo!ニュース、共同通信より引用)
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この血栓リスクに要注意は、
私が丸藤先生のCOVID-19診断と治療戦略
2020年5月7日の院長日記で伝えた内容です。
私の院長日記から10日も経過しています。
その間に重症化した患者さんがいます。
もっと早く改訂してほしいです。
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加藤厚生労働大臣の、
37.5℃以上の発熱発言についても、
各地の保健所には怒っている保健師さんがいると思います。
最初からそう言っていれば、
亡くならなくもよかった患者さんがいます。
今一番大切なのは、
死なない病気にすることです。
重症化さえ防ぐことができれば、
経済封鎖も解除できます。
感染症の指定も見直すべきだと(私は)考えています。