医学講座
「死にたくなくて逃げた」京都府警に供述
今日は2020年5月29日(金)です。
緊急事態宣言が解除されましたが、
新型コロナの感染が続いています。
私は死なない病気にできればいいと考えています。
ウイルスを全滅させることは難しいです。
経済が回復することを考えるべきです。
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昨日の院長日記、
青葉容疑者、死亡率95%超だった…の続きです。
MSNニュースに出ていた共同通信の記事です。
容疑者「死にたくなくて逃げた」 京アニ事件、京都府警に供述
36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの容疑で逮捕された青葉真司容疑者(42)が「死にたくなくて(現場から)逃げた」という趣旨の供述をしていることが29日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は、青葉容疑者が大きなやけどを負うことを想定しておらず、驚いて逃走したとみて調べている。
捜査関係者によると、事件当日、青葉容疑者はガソリン計40リットルを購入したが、実際に使われたのは4分の1程度だった。青葉容疑者がガソリンの揮発性や燃えやすさを正確に認識していなかったため、大火災につながったとみられる。
(以上、MSNニュース、共同通信社 より引用)
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何とも身勝手な言い分だと、、、
ご遺族のお気持ちを考えると言葉もありません。
容疑者をかばうつもりはありませんが、
正直な発言だと思います。
ふつうの人は、
ガソリンに火がついて火災になると、
どんなに凄惨な状態になるか知りません。
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医学生でも知らない人がいると思います。
重症熱傷は、
治すのも大変ですが、
治される患者側も大変です。
大きな苦痛を伴います。
近畿大学救命救急センターの先生が言われた、
「私たちは懸命に治療した。
君も罪に向き合いなさい」
…という言葉を忘れないでほしいです。