医学講座

ワクチン接種一回目

 今日は2021年6月2日です。
 新型コロナのワクチンを接種していただきました。
 ファイザー社製の
 コミナティ筋注
です。
 私のような者が、
 医療従事者枠で接種していただき、
 申し訳ございませんという気持ちです。
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 特権とか、
 特権階級とか、
 そんな意識はまったくありません。
 私が打っていただいて、
 安全ですということ、
 みなさんに安心して打ってもらってください、
 …という情報発信のため、
 院長日記でご報告させていただきます。
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 予診票の記入で注意すべき点です。
 体温は会場で測定して記入してもらいます。
 わからなかったのが、
 新型コロナワクチンの説明書』を読んで、効果や副反応などについて理解しましたか。
 この説明書はついてませんでした。
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 厚生労働省HPにありました。
 ふつうの病院で行う、
 説明と同意ICあいしーと呼ばれますです。
 この同意書を丁寧に説明する必要があります。
 コミナティ筋注という商品名です。
 説明書の内容で注意する点は、
 37.5℃以上の熱があると打てません
 …ということくらいです。
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 説明書は読むのが嫌になるくらい長いです。
 聞きたいことが書いてないです。
 私からのアドバイスです。
 お風呂に入っていいですか?
 お風呂に入ってもいいです。

 接種後に熱っぽかったり、
 具合が悪かったら接種当日は避けましょう。
 接種後にいただいた紙にお風呂のことが書いてありました。
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 接種はあっという間に終わりました。
 接種するまでの準備が大変です。
 入口で体温測定、
 運転免許証で住所の確認、
 また体温測定。
 接種したワクチンのシールを貼る紙に、
 住所氏名生年月日を記入し、
 予診票を確認して、
 それから先生の問診でした。
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 うれしいことに、
 私の担当医は、
 昔、市立札幌病院でご一緒だった先生でした。
 新生児のNICUでご活躍されていた先生です
 治療した患者さんのことをすぐに思い出しました。
 おたがいにとしとったねぇ~
 …という短い会話でしたが、
 とてもしあわせな気分になれました。 
 私は接種してもまったく問題はありません。
 皆様にワクチンをおすすめします
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 新型コロナワクチン予防接種についての説明書
 新型コロナウイルスワクチン接種について
 本ワクチンの接種は国と地方自治体による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン接種事業の一環として行われます。
 本ワクチンの接種は公費対象となり、希望者は無料で接種可能です。なお、本ワクチン 12 歳以上の方が対象です。
 ワクチンの効果と投与方法
 今回接種するワクチンはファイザー社製のワクチンです。新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。
 本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発症予防効果は約 95%と報告されています。)
 販売名 コミナティⓇ筋注
 効能・効果 SARS-CoV-2 による感染症の予防
 接種回数・間隔 2回(通常、3週間の間隔) ※筋肉内に接種
 接種対象 12 歳以上(12 歳未満の人に対する有効性・安全性はまだ明らかになっていません。)
 接種量 1回 0.3 mL を合計2回
● 1 回目の接種後、通常、3 週間の間隔で 2 回目の接種を受けてください。(接種後 3 週間を超えた場合は、できるだけ速やかに 2 回目の接種を受けてください。)
● 1 回目に本ワクチンを接種した場合は、2 回目も必ず本ワクチン接種を受けてください。
● 本ワクチンの接種で十分な免疫ができるのは、2回目の接種を受けてから7日程度経って以降とされています。現時点では感染予防効果は十分には明らかになっていません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。
 予防接種を受けることができない人
下記にあてはまる方は本ワクチンを接種できません。該当すると思われる場合、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
● 明らかに発熱している人(※1)
● 重い急性疾患にかかっている人
● 本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(※2)の既往歴のある人
● 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人
(※1)明らかな発熱とは通常 37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。
 予防接種を受けるに当たり注意が必要な人
下記にあてはまる方は本ワクチンの接種について、注意が必要です。該当すると思われる場合は、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
● 抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある人
● 過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
● 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
● 過去に予防接種を受けて、接種後 2 日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
● 過去にけいれんを起こしたことがある人
● 本ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人、妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
本剤には、これまでのワクチンでは使用されたことのない添加剤が含まれています。過去に、薬剤で過敏症やアレルギーを起こしたことのある人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
 接種を受けた後の注意点
● 本ワクチンの接種を受けた後、15 分以上(過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方は 30 分以上)、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。(急に起こる副反応に対応できます。)
● 注射した部分は清潔に保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。
● 通常の生活は問題ありませんが、当日の激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。
 副反応について
主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談しましょう。
 予防接種健康被害救済制度について
予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
新型コロナワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市町村にご相談ください。
 新型コロナウイルス感染症について
SARS-CoV-2 による感染症が発症すると、熱や咳など風邪によく似た症状がみられます。軽症のまま治癒する人も多い一方、重症化すると、呼吸困難などの肺炎の症状が悪化し、死に至る場合もあります。
 今回接種する新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社製のワクチン)の特徴
本剤はメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNA を脂質の膜に包んだ製剤です。本剤接種によりmRNA がヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNA を基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2 による感染症の予防ができると考えられています。
 本剤には、下記の成分が含まれています。
 有効成分
● トジナメラン(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードする mRNA)
 添加物
● ALC-0315:[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル)
● ALC-0159:2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド
● DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
● コレステロール
● 塩化カリウム
● リン酸二水素カリウム
● 塩化ナトリウム
● リン酸水素ナトリウム二水和物
● 精製白糖

私のワクチンシールです

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