医学講座
札幌中心部オフィス化加速
今日は2023年1月6日(金)です。
札幌美容形成外科は今日から診療開始です。
お正月休みの間、
北海道新聞に気になる記事が出ていました。
札幌で新しいビルがたくさんできてきます。
今はビルができる前なので空いているところが少ないです。
古いビルに入っているテナントは大変です。
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2023年1月4日(水)、北海道新聞朝刊のトップ記事です。
オフィス化加速、札幌中心部に波 年内に続々着工、供給面積3倍
札幌中心部で2023年、オフィスビル大量供給の第1ピークが始まる。新ビル着工が相次ぐ上、年内に賃貸市場に出る新規オフィスの床面積は、2006年以来17年ぶりに市内で計3万平方メートルを超える。企業の事務管理を受託する「BPO」やコールセンターの需要が多く、札幌の空室率は国内最低水準だ。安定収益を見込めることを背景に、札幌駅や大通公園周辺から商業施設の集まるさらに南にもオフィス化の波が広がり始めた。
住宅建設大手の大和ハウス工業(大阪)は4月、中央区南1東2でオフィスビルの建設を始める。地上8階地下1階延べ5300平方メートルで、2024年4月に完成予定。分譲マンションも検討したというが「資材高騰が続く中で売価への転嫁にも限界がある」(同社)として、賃料に伸び代が見込めるオフィス開発を選んだ。
同区北2西3の駅前通沿いでは、不動産運用大手のいちごグループ(東京)が9月、地上14階地下1階延べ1万2千平方メートルのオフィスビルを着工。地下歩行空間直結とし、2025年11月の完成を見込む。
■賃貸市場に3万5千平方メートル
今年はビルの完工も相次ぐ。JR札幌駅南口の旧札幌第一生命ビルディング跡地(北3西4)で5月、「DーLIFEPLACE札幌」が完成。道内不動産大手の桂和商事(札幌)が大通西3で進める再開発も9月に完工する予定だ。
オフィス仲介大手の三幸エステート(東京)によると、2023年には札幌市内で新たに総面積約3万5千平方メートル、前年比3倍のオフィスが賃貸市場に出る見込み。3万平方メートル超えとなるのは日本生命札幌ビル(北3西4)などが開業して8万平方メートル弱が供給された2006年以来。近年は2万平方メートルに満たなかったが、2024、2025年も大量供給が続く見通しだ。
同社によると、2022年11月末の札幌のオフィス空室率は2.48%と11カ月連続で2%台。3~5%台で推移する国内他都市と比べて低水準が続く。賃料に割安感がある上、既にBPOやコールセンターが集まる札幌では、業務効率化の観点から拠点を増やしやすい環境にあることなどが背景にある。同社は「需要は根強く、まとまった新規供給がある2023年も低水準で推移するだろう」とみる。
■複合娯楽施設の跡地にも
オフィスの供給不足は企業の動きや投資傾向も変化させた。東急不動産(東京)は今春、中央区南3西1で地上13階地下1階、延べ1万4千平方メートルのオフィスビル建設に着手する。同所はスガイディノス(札幌)が運営していた旧ディノス札幌中央ビル跡地。映画館やゲームセンター、ボウリング場の複合娯楽施設として長年市民に親しまれた場所だ。東急不動産は「エリアに応じた事業の最適化を検討した」と説明する。
商業ビルが集積する大通公園より南のエリアでも、再開発後の店舗は低層階までとし、中高層階をオフィスとする計画が目立つ。道内の不動産業者は「コロナ禍の行動制限やネット通販の発達で商業施設の集客力は落ち、安定した収益を見込めるオフィスに投資が流れている」と明かす。
商業ビルをめぐっては5月に「ピヴォ」(南2西4)が閉館するほか、4丁目プラザ跡地(南1西4)の再開発も控える。いずれも建て替え後のビルは一部オフィスを含むとみられる。2030年度末に北海道新幹線札幌延伸が控える中、札幌中心部のビジネス環境はさらなる変貌を遂げる気配だ。(高橋祐二)
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ビル移転で苦労した私には、
とても興味深い記事です。
移転しようとしても空室がありませんでした。
今は空室率が全国で最も低い札幌です。
逆に新しいびるができると、
空室率が増えます。
私はもう移転することはありません。
札幌の街が発展することを願っています。