医学講座

JR北海道、除排雪強化策追いつかず

 今日は2023年1月12日(木)です。
 大雪警報2023の続きです。
 今日の北海道新聞朝刊に、
 とても興味深い記事が出ていました。 
 風向きとドカ雪の関係です。
 同じ札幌市内でも雪の量に差があります。
 今年は今のところ中央区は少ないです。
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 2023年1月12日、北海道新聞朝刊の記事です。
 JR小樽―札幌大量運休、除排雪強化策追いつかず 「ドカ雪」なお課題
 小樽市や札幌市で記録的な大雪となった1月10日、小樽―札幌間は札樽道と国道5号が一時通行止めになったのに加え、JRも除雪の遅れで列車の運休が相次いだ。JRの運休は小樽駅で線路を切り替えるポイント(分岐器)が雪で作動しなくなったのが原因。年初には岩見沢駅でも同様の事態に見舞われた。JR北海道は長期間の運休を招いた昨冬の反省から除排雪対策を強化していたが、年初から早くも2度にわたって大規模な運休を余儀なくされた。
 大雪警報が発令されていた小樽市では10日未明から徐々に雪が強まり、午前9時に1時間降雪量が7センチに到達。その後も断続的に雪が降り続け、午後3時までの12時間降雪量は46センチと、1999年の統計開始以来の最多となった。
 JRによると、小樽駅構内のポイントに雪が詰まり、線路が切り替えられなくなり始めたのは昼ごろ。ポイントを除雪して不具合を解消しても、後続の列車が雪を運んできて埋まってしまう状況が続いた。
 同社は小樽―札幌間の運行を完全に止めないように、小樽駅の使用ホームを1、2番線に固定して除雪するポイントを減らしたほか、1時間の運行本数を1~2本に減便し、便の合間にポイント横に待機した職員が除雪を重ねた。それでも運休または部分運休の本数は小樽発着便を中心に計97本、影響人員は約2万500人に上った。
 JRは、昨年2月に2度にわたって平常運行までほぼ1週間かかる大規模な交通障害を起こしたことを踏まえ、今冬から大雪対策を強化。小樽駅を含む札幌圏の駅で、土日の最終や始発など計5本の列車を運休し、線路脇に積もった「側雪(がわゆき)」などの事前の除排雪を行っている。
 さらに小樽駅など雪が多い地域の主要駅には以前から、ポイント上に降った雪を溶かすヒーターや圧縮空気で雪を吹き飛ばす装置を設置。豪雪地域の岩見沢駅の主要ポイントには、通常のヒーターよりも効果が高い融雪槽型のヒーターも導入済みだ。
 それでも年初には岩見沢駅を中心に、今回は小樽を中心に大規模な運休を余儀なくされ、大雪への対応の難しさを露呈した。
 岩見沢駅に設置している融雪槽型ヒーターは一定の効果があったとはいえ、同社は「設置に多額の費用と時間がかかる」とし、小樽などほかの駅に導入することには慎重だ。「事前の除排雪を始めたとはいえ、記録的な大雪となれば全ての雪を取り除くことは難しい」とも説明し、現状では札幌駅発着の全便運休を迫られた昨冬のような事態を回避し、一部でも運行を維持するのに専念せざるをえない。
 札幌管区気象台によると、強い冬型の気圧配置により石狩湾で雪雲が発生した場合、道央圏では風向きによって大雪となる地域が変動する。北風だと札幌や千歳、西風だと岩見沢、北西だと小樽で大雪になる傾向がある。近年は温暖化の影響で、短時間に大雪が降る「ドカ雪」も多発しており、JRは対策の再検討を迫られそうだ。(川崎学、金子文太郎)

(以上、北海道新聞より引用)

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 豪雪地帯として知られているのが、
 岩見沢いわみざわです。
 札幌に通勤される方もいらっしゃいます。
 私が子供の頃に住んでいた、
 美唄市茶志内びばいしちゃしないの近くです。
 札幌⇔旭川のJRは岩見沢付近の雪で運休になることがあります。
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 道新に出ていた記事で気になるのが、
 近年は温暖化の影響で、
 短時間に大雪が降る「ドカ雪」も多発
です。
 やはり温暖化の影響らしいです。
 私には何もできませんが、
 ドカ雪だけは来てほしくないです。
 今週末は日本美容外科学会で上京します。
 飛行機がちゃんと飛んでJRも動いてほしいです。

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